朝起きると体が痛い。昨日風呂上がりにバンテリンを塗ったのに、こんなに痛い。 鳴海君に聞くと、筋肉痛は無いが、日焼け止めクリームを塗り忘れたところが強烈に痛いとのこと。 やはり10歳違うのだなーと思う。 9時に洋ちゃんとこばちゃんが迎えに来ました。 「民宿の裏の砂浜で何か釣れるの?」と私。 「月が浜ですね。コトヒキが釣れますよ。 地元の中学生がコトヒキを釣ってると、 その掛かっているコトヒキにGTがガバッとでたりするんですよ・・・。」 「えー、そうなんだー」 | |
今日の船は、ケンさんの船に乗ることになっています。 昨年もケンさんの船に乗ったのだが、船が違う。今年船を買ったそうだ。私たちのことは覚えていなかった。 昨日に引き続きこばちゃんが、デッキハンドとして乗ります。 港で「がまかつ」チームと一緒になる。 彼らは宮城さんの船でジギングの撮影だそうだ。 洋ちゃんは、川に別のお客さんを連れて行くらしい。 ほぼ一斉に出港。 | |
昨日と同様南風が強く、島の南側のポイントへは行くことはできない。 西側のポイントに入る。やはり沖目のドロップから始める。 30分ほどキャストしていると筋肉がほぐれてくる。 風下の方へキャストするので飛距離が伸びる。ラインだけみると 100m位出たりする。実質80mは飛んでいるだろう。 「ずいぶん飛ぶなー」ケンさんから声が掛かる。鳴海君は、昨日同様いいとこ40〜50m位だ。 昨日の私のヒットは、 70m飛んで2ポップか3ポップで当たっているので、状況が同じなら鳴海君は今日も厳しいかもしれない。 時々大きめのうねりが来て、釣れそうな雰囲気なのだがノーヒット。 移動し、昨日同様西表と鳩間の間のポイントに入るがノーヒット。弁当にする。 するとスコールのような雨。30分程降る。雨が止みかけたときにカツオのナブラが始まる。規模は小さい。 「雨が降って活性が上がったようだ」とケンさん。ジグを投げまくるがノーヒット。あきらめる。 「どうします?潮が効くまでにはもう2時間位ありますよ」とこばちゃん。 「ジギングでもして休憩にしましょう」と私。 移動し、ジギング開始。こばちゃんが、カイワリ系の魚を釣る。 「これは今晩のビールの肴にしましょうか?」 「そうしましょう」と私。 それからわたしもカンモンハタを釣り、これもおかずに・・・。 しばらく続けるがGTタックルでのジギングはつらい。 疲れてきたので私はお昼寝タイム。 | |
「そろそろGTを始めましょう」こばちゃんから声がかかる。 ケンさんのとっておきのポイント?に入る。今までで一番岸に近い。 岸は砂浜でその前にリーフが広がっている。そのエッヂを狙う。2、3投してエッジが射程距離に入って来た。 ここで鳴海君がライントラブル。そこで私は邪魔にならないように、船の前の方にいってキャスト。 ポッピング。「出たーっ」すごく浅いところで出たようだ。 「左倒しです、ティップが水面に付くぐらい倒して!」右手でロッドエンドを握りティップを水面に。 ドラッグが出る、出る。全然止まらない。 「巻けるとき巻いて下さい」 「この体勢では巻けないだろう」と心の中で思う。 「まずいな、向こうも浅いんだ」とラインの走る方をみてこばちゃんが言う。 魚が止まる。船がバックする。又魚が走る。船止まる。 「こりゃ良いサイズだよ」とこばちゃん。 3m巻くと5m出され、5m巻くと8m出される。 10分位過ぎただろうか。魚がおとなしくなった。 船がバックする。今度は走らない。だんだん深場に引きずり出していく。 「これで大丈夫でしょう、後はリフティングです。頑張って」ラインは残り80m位。 ロッドエンドをマンタベルトに入れポンピングするが、すっごく重い。大物を確信する。昨日の奴とは全然違う。 途中、何度かの突っ込みをかわし、魚を浮かせる。腕がパンパンに張っている。水中がギラギラしてくる。 やっぱりデカイ。こばちゃんがギャフを構える。 「フッキングは大丈夫ですか?」 「大丈夫、大丈夫」ギャフを打ち、船に引き上げる。 どーんという感じ。ホースを突っ込み、フックを外す。デカイ。 「どのくらい?」 「20キロクラスですね」いやー嬉しい。 写真を撮ってリリース。 「いやーいい海だ」 | |
その夜、タックボックスに打ち合わせに行きました。 泡盛のボトルを入れ、飲んでると今日釣った魚が出てきました。 カイワリは、塩焼きに。カンモンハタは、唐揚げに。どちらもうまい。 こばちゃんに「今日釣った場所はなんという処なんですか?」と聞く。 「あそこは別に名前はないのですが、敢えて言うと月が浜沖リーフかな」 「月が浜というと、民宿の裏の?」 「そうそう」 「明日早起きして行こうかな・・・」 「明日も9時出発ですか」と私。 「ええそうしましょう」と洋ちゃん。 「どちらの川に行きますか」 「昨日、今日でクイラ川に入ったので、ナカラ川に行きます。 それからダツを釣って、リーフの小物を釣って、 夕方に鳴海君のために1時間半くらいGTをやりましょう」 うーん、洋ちゃん考えてくれるなー。 2日目終了。 |
今日のタックル(昨日と同じ) |
TOORUのタックル その1
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TOORUのタックル その2
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鳴海君のタックル その1
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鳴海君のタックル その2
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