2005年7月 毎年恒例 シロギス釣り 編






7月9日編


 毎年恒例の「海の日記念キス釣り釣行」だが、今年は青物や鮪に備えて1週間繰り上げての企画とした。待ち合わせのローソンへと向かう途中の気温の表示を見るとなんと「13℃」だった・・・。Tシャツ+短パンのおいらは「ひえ〜」と叫んだのだった(嘘)。ローソンでドアを開けてみると、無茶苦茶寒い感じ・・・。持ってきた着替えの中から替えのTシャツを取りだし、重ね着するのだった。
 そうしていると、本日のメンバーが続々と集合。みんなドアを開けるなり「寒いな〜」を連発する・・・。適当に買い物をして地元の釣具屋に移動。ジャリメを購入する。港に向かい、タックルの準備する。すぐに合羽の上下を着込んだのは言うまでもない。。。
 出港の時刻が近づくと沖から船がやってきた。これから乗る船なのだが、既に何人か乗っているようだ・・・。「???」と思っていると、どうやら夜釣りの人たちのようだ。この船は夜〜朝でリレーをするのだ。おいらの今までの経験だと、リレーの後の方は船長が疲れ果ててしまって、集中力が欠け気味になって良い結果が出ないことが多い・・・。ちょっと不安に思うおいらであった。
 夜船のお客さん達は、アジやイカを釣って泳がせをやっていたらしく、ワラサやヒラメをせっせと陸揚げしていた。話を聞くと、ここ何日かで釣れ始めてきたらしい。ワラサは4〜5キロサイズ位あった。大体陸揚げし終わった後、おいら達もタックルを積み込み出港となった。
   20分程はしりポイント到着。赤石川河口東地点から流し始める。風も無く、船はそのままだ。早速釣り開始・・・。すぐに15〜17センチくらいのキスが釣れた。しかし低水温で活性が余り無く、アタリがもの凄く小さく集中力が必要だ。他のメンバーはカレイ竿みたいなベイトリール+ロッドを使っていてアタリがとれない感じ・・・。おいらはダブルを交えながら10匹ぐらい釣り続ける・・・。
 ふと森さんの仕掛けを見ると仕掛けが以上に長い・・・。全長1ヒロはある感じだ。「森さん仕掛け長いんじゃない〜?」と言い、市販のキス船釣りに交換させる・・・と森さんにも掛かり始めるのだった。
 船が流れていくと、根回りの根がかり地帯へと突入する。キスも居るのだろうがキスが食いつく前に根がかりしてしまう・・・。外れたと思ってもすぐ次の根がかり・・・。「船長〜、移動だろう〜」と思って船長を見るとぐっすり眠り込んでいた・・・。「やはり・・・」と思う。
 日が昇るに従って東風が徐々に強まってくる。船長はシーアンカーを入れる。がピタリと食いが止まってしまった。この時点でおいら20匹くらい・・・。「なんか、キス釣りまで外してしまうのか〜」と不安一杯。途中20センチ位のアジがバタバタと釣れたがそれっきり・・・。釣れない時間がどんどんと過ぎていく・・・。
 終盤、船長の眠気も去ったらしく、割と頻繁に船を入れ直す・・・。するとキスもパタパタと釣れる。しかし、結局キス28匹+アジ2匹。キスまで外してしまった〜。



本日のタックル
ロッド:ウエダ CSU70L/C
リール:ダイワ トーナメントZ3000iT
ライン:サンライン DEEPONE2号200m
仕掛け:自作キス釣り2本針仕掛け 他
餌:ジャリメ1500円分