2007年２月　尻屋沖で返り討ち・・・ 編

リベンジである。先週は底物がチラホラで終わったおいら・・・。しかし尻屋崎に出た船は船中42〜47本と爆釣であった。今週はその尻屋崎での釣行なのでなんとなく心が躍るおいらだった。しかし、集合場所であるむつ市の釣具屋キヤさんに行くと・・・。 　同船メンバーであるヤマカツさんが「尻屋は火曜日に冷水塊が入って、全然マスが獲れなくなったらしいです・・・」と言うのだった。「げげ・・・っ」と思うおいらに更にヤマカツさんは言う。「昨日の尻屋は７本らしいです・・・」大楽勝のつもりが大ピンチになってしまったようだ。 　しかも風を見ると東風で10ｍ位吹き続けている。「出船できるのかな〜」と思いながら野牛漁港に到着。ここは風裏になるのだが船の旗は結構バタついていた。するとトラックが走ってきて船の横に停まった。「船長来たかな〜」と思っていると、降りたのは大船長の息子のマナブ船長だった。		「あれ、親方は・・・？」と聞くと、「38度の熱が出て寝てる・・・」と，マナブ船長。「鬼のかく乱か・・・」と思ったのはナイショだ（爆）。そうしながらタックルを積み込み出港。東風の波に備えて右舷側のカーテンをしっかり引き、船はポイントを目指す。 　尻屋崎の先端が近づくに従って、うねりが大きくなってきた。おいらはこの太平洋の大きなうねりが嫌いだ。そう思っているとポイント到着。くじ引きで決めた釣り座に入りジグ投入。釣り開始だ。「58ｍ」マナブ船長がアナウンスする。40ｍ出たところでフォールを止めジャーク開始する。 　何度か繰り返すがノーバイト。「やっぱり・・・」と思っていると、ミヨシのキムラさん？にヒット。誰かが「マスか〜？」と聞くと「違う違う」と答えた。でも、ロッドの触れ具合をみるとなんとなくマスっぽい感じがした。魚が浮いてきた。
「マスだ・・・」船長が慌ててキャビンから飛び出しタモを入れた。40センチ弱の小型サイズだった。１キロあるかどうかという感じ。このマスを皮切りにポツポツと釣れ始めた。・・・が、おいらにはバイト無し。次第に中層で止めていたジグがボトムへと近づいていくのだった。 　「ゴツッ」とおいらにあたった。すかさず「ウッシャー」とフッキング。心地よく曲がるムナディ工房マスピンチ。ゴンゴンと首を振る感じが伝わってくる。「アイナメだな〜」と思う。マナブ船長が「マスか〜？」と聞くが「底底・・・」といって笑うおいらだった。 　浮いてきたのはオスのゴールデンアイナメ（婚姻色のアイナメでし）だった。40センチクラスだったので出刃で〆てバケツで血抜きする。ちょっと気分転換にもなり再び中層狙いをするが、一度ボトムをとってからの「下から上まで大作戦」に変更する。		するとミヨシのキムラさん？にヒット。今度はアイナメだった。「まだ根魚ポイントかな？」と思いボトムを数回叩いてみたら・・・、「コツ」とヒット。首を振っているのでアイナメだ。しかし、さっきよりも軽い手応えだった。浮かしてみると30センチクラスだったので迷うことなくリリース。 　おいら以外にはポツポツとマスが掛かかっていく。同じようなジャークをするのだが、おいらにはコツリとも来ない。既に船中10本位は上がっている。「誰かの呪いか・・・？」と思っていると、「来た来た・・・」と藤井さんの声。ロッドが曲がりなかなか浮いてこない。サイズアップの予感。 　水面で「ギラリ」と光る姿はやはりサイズアップだ。タモが入っておいらはカメラを取り出す。「ようやく写真が撮れる・・・」と一安心のおいら。「１キロ半かな〜」と思いながらシャッターを切る。それからもマスのヒットは続き、船中20本位で終わった。おいら？おいらの事は聞かないで〜(^^ゞ

	本日のタックル　その１
	ロッド：シマノ　ブルーローズS602R
	リール：シマノ ツインパワー5000HG
	ライン：よつあみ JIGMAN２号300ｍ
	リーダー：よつあみ　DMVリーダー 25lb ３ヒロ
	ルアー：タックルハウス　P-BOY CUSTOM 85g
	本日のタックル　その２
	ロッド：がまかつ　トゥイッチングシャフト665
	リール：シマノ 95ステラ5000
	ライン：よつあみ JIGMAN２号300ｍ
	リーダー：よつあみ　DMVリーダー 25lb ３ヒロ
	ルアー：カマ工房・サンメジグ90ｇPP 他
	本日のタックル　その３
	ロッド：ムナディ工房　マスピンチ
	リール：ダイワ　SL20SH ＋ オシアジガーハンドル
	ライン：サンライン　CASTAWAY１号100ｍ
	リーダー：よつあみ　DMVリーダー 20lb ３ヒロ
	ルアー：　ラフェスタ PP 4oz