2008年11月　３年ぶりの大間の夜ブリ 編

久々に大間夜ブリ釣行だ。2005年以来３年ぶりということになる。地球温暖化のせいなのか、ここ何年もシーズンがはっきりしない。ベイトであるサンマの入り方が安定しないのだ。今年はすちゃらかみうらさんとお義父さんがやってきての釣行となった・ 　今年は連休絡みで飛行機のチケットが高かったので、ＪＲでの移動となった。ピックアップは野辺地駅で定刻通りに合流。まずはむつのキヤさんへ・・・。ここで助っ人の工藤さんとも合流。 　キヤ社長さんに状況を聞くと・・・「大丈夫です。夕べは11キロもあがっています・・・」と力強い言葉が返ってきた。その言葉を素直に喜んでいいものなのか、複雑なおいら。適当に買い物を済ませ、大間に向けて出発。 　大間の民宿に到着。出港が17時なのでサクサクと準備を開始する。お弁当を食べて準備終了。港に着くと泉船長は到着済み。早速出港する。沖には既にライトを付けた漁船が結構いた。期待に胸が高鳴るおいらだった。 　ポイント到着。200号の錘を付けて仕掛け投入。餌は生サンマ１匹掛け・・・。底をとって錘をコロコロ転がすように、ラインの出を調節する・・・。しばらくして後ろを振り返ると、工藤さんのロッドが曲がっていた。「なんか来た・・・！」 　ロッドはそんなに曲がっていないが、魚がかかっている感じ。おいらは自分のロッドを置き、タモの柄を持った。「なんか白っぽいな〜」と泉船長が言う。「タイだ・・・」と泉船長。よく見ると赤っぽい魚体が見えた。 　おいらがタモを入れてランディング。ざっと見60センチオーバーって感じだ。この１本で船中にやる気がみなぎったのは言うまでもない・・・。しかし、後が続かない。ベイトであるサンマの浮き具合が少ないのだ。スルメイカまでが水面に見えるし・・・。 　更に時折スピーカーから漏れ聞こえてくる船長達の話が、「今日は全然・・・」とか「もう帰る・・・」という話ばかりになってきた。そんなときおいらに「モゾモゾ」というバイト・・・。ちょっとだけ食わせの間をとって「おっしゃー」とロッドをあわせた。 　魚がのった感じはしたがなんか鈍重な感じ・・・。かかったのは１ｍに足りないくらいのサメだった（×_×）。「よし魚の当たりはとれるぞ・・・」とポジティブに考えるおいら。ちょっと振り返ると工藤さんのロッドがまた曲がっていた。 　無言でファイとしている。「ヒットとかなんか言えよ〜」と工藤さんに言いながら、再びタモをいれる。今度は本命のワラサだった。サイズは４キロクラス。そしておいらに「ゴツゴツ」とヒット。アワセを入れたら結構な突っ込みを見せた。 　タモを持つ泉船長に「本命かも・・・」と伝える。白っぽい長い魚体が見えた。何かイヤな予感・・・。「あ、サメだ」と泉船長。「え〜？結構引いたのに・・・（×_×）」おいらガックリ。。。 　すると今度は工藤さんのロッドが曲がっている。やはり無言(^^ゞ。なんとなくサイズアップした感じ。あがってきたのは本命５キロクラスだった。これもおいらがタモを入れる。なんで工藤さんばっかりなのだ・・・（×_×）。 　やはり全体的に不調らしく、走る隙間もなかったポイント周辺だったのだがすでに８割近くの船が引き返していた。おいら達も餌のサンマ60本がなくなったところで終了とした。結果、工藤さんの一人勝ち(^^ゞ 　泉船長に「明日は・・・？」と聞くと、「風吹いて、まず無理だろう〜」とのこと。ガックリ肩を落として民宿に戻り、「やけ酒じゃ〜」と深夜まで一升瓶をやっつけたおいらとみうらさんであった。

	本日のタックル
	ロッド：ゼナック　B66-10
	リール：マーフィックスS4
	ライン：サンライン ディープワン８号400ｍ
	リーダー：よつあみ　ＤＭＶリーダー100lb２ヒロ
	仕掛け：胴付き２本針仕掛け
	餌：生サンマ（宮城産１匹65円）