黒鮪釣行記2000-07-25

今年初の久六島

７月25日編


釣行前日にカーペンター工房代表の小西さんが青森空港に到着。１年ぶりの再会です。１年ぶりに会った小西さんは相変わらずの腰の低さでありまして・・・（笑）、挨拶もそこそこで釣具屋さんに向かうのであった。車中では、秘密兵器のルアーの話で盛り上がった。小西さんはかなりの自信があるようであった。また新開発のロッドも持ってきたようで、明日の釣行が楽しみだ・・・。　出港が午前５時なので１時半過ぎに出発する。青森ICでむつ市の高橋さんと待ち合わせ合流。変形した梅雨前線が日本海沿岸に居座っているので天気は良くないようである・・・。やはり能代市に到着したらパラパラと降り出した。		早速船に乗り込み出港する。30分ほどしたら雨が激しくなってきて、雷も光り出した・・・。操舵室でレーダーやＧＰＳをみていると丁度前線の真下を航行中らしい・・・。「この雷雲を越せば大丈夫だ・・・」とレーダーに写る雷雲を指さしながら船長が言う。確かに20～30分程したら雷はぴたりと止み、久六島に着く頃には雨も小降りに変わっていた。　午前６時50分に久六島到着。キャビンで合羽を着ていると「ナブラだ～ナブラだ～」と声がする。が、船長は様子を見ているらしい。合羽を着て、タックルをセットしてミヨシに向かう。ナブラはとりあえず沈んだらしい・・・。しかし、着いた早々からのナブラ遭遇でメンバー全員の気分は高まったようだ・・・。


しばらくすると大きめのナブラが発生した。しかしその発生した場所は、漁師のトローリングの場所でしかも数船が実際にトローリングをしているので、そこに向かうことは出来ない・・・。指をくわえて黙って見ているだけだ・・・。そのナブラは活性が高く漁師の船が入っていっても、無視するように続いている。悔しい・・・。さらに漁師の船は度々停船してマグロを取り込んでいる・・・。　我々も黙ってみているだけではしょうがないので、久六島周辺をパトロールしながらナブラを捜す。船長の無線には「トローリングは大漁～」と入ってくるらしい。「年に１～２度あるかどうかのトローリングの日」と船長が言う。　途中でポツポツとナブラを発見しキャスティング準備をしながら見守るが、マグロがヒットするような激しいナブラには成らない・・・。		パトロールしながら久六島の南東～東側に回ったところ、ベイトフィッシュのナブラに遭遇した。「ナブラの下に青物がついているからジグ投げて横引き・・・」と船長の指示が飛ぶ。ミノーをジグに結び直して、キャスティングする・・・。が全く反応なし・・・。無線では依然としてトローリング好調が伝えられている・・・。　沖上がりも近い11時頃、「ミノーでトローリングしてみるか？」と船長。船長も悔しいらしい。船長の申し出を引き受け、小西さんの新兵器と手塚さんのトリックベイトでトローリングを始める。　30分ほどして、小西さんの新兵器にヒット！しかし口切れでバラシ・・・。７～８キロクラスだったらしい・・・。続いて普通のミノーに変更した手塚さんにヒット！。慎重に寄せながら「マグロじゃない・・・」と手塚さん。姿を現したのは４キロ弱のワラサでした。　ここで、タイムアップ。本日終了。

７月26日編


翌日。なかのさんといちかわさんが助っ人で参加。　７時前に久六島到着。しばらくナブラなし・・・。昨日の漁師は200キロくらいを水揚げしたらしい・・・。その話が伝わったのか、漁師の船が多い感じだ・・・。しょうがないので、ソイジギングを開始する。今年の久六島は根魚も大不調で、昨年までなら入れ食いのクロソイもポツリポツリとしかあたらない・・・。が、私に30～35cmクラスが釣れた。お土産にキープした。　そうしているうちにナブラが発生。船を向かわせ、キャスティングする。「コツンとあたったぞ～」とジグミノーをキャスティングしていたなかのさん。俄然、人の活性が高まる。・・・が、ナブラは沈下。　が、すぐに次のナブラ発生。「昨日よりもマグロの活性が高いな～」と思う。船を近づけていくうちにナブラの規模が大きくなってきた・・・。		「いけるかもしれない・・・」と期待高まる。船が風下からアプローチしていく・・・、風がやや強いのでキャスティング距離が心配である。「はい、なげて～」と船長の合図。が、他のメンバーも風下からのキャスティング距離が不安なのでなかなかキャスティングしない。数秒の間をおいてからキャスティングする。・・・が、心配通りナブラに届かない。私のミノーなんかは、風に押し戻される感じであった。　が、数投後小西さんの新兵器は届いた・・・。凄い緊張感がする・・・・、がノーヒット。届けば食いそうなナブラであったが・・・、無念じゃぁ～。　その後は昨日と同じで、チョロチョロっとしたナブラが発生するのみで、漁師のトローリングも今日は不漁で早々と帰港していた・・・。　今年の久六島は難しい・・・。

	本日のタックル・その１
	ロッド：ザウルス　チャーマス90Ｈ
	リール：シマノ　ステラ16000ＰＧ
	ライン：バリバス　10×10・５号300ｍ
	リーダー：よつあみＤＭＶリーダー80lb２ヒロ
	ルアー：K-TEN・EX14cmイワシカラー


	本日のタックル・その２
	ロッド：ゼナック　Ｐ83-3
	リール：シマノ　ステラ16000ＰＧ
	ライン：サンライン　ディープワン５号400ｍ
	リーダー：よつあみＤＭＶリーダー80lb２ヒロ
	ルアー：K-TEN17cmイワシカラー


	本日のタックル・その３
	ロッド：パームス　ＣＳＰ10620
	リール：ダイワ　トーナメントＺ5000i
	ライン：バリバス　10×10・４号300ｍ
	リーダー：よつあみＤＭＶリーダー60ポンド　３ヒロ
	ルアー：マリア　オンデオンダ50ｇ　マイワシカラー


	本日のタックル・その４
	ロッド：がまかつ　トゥイッチングシャフト６６５
	リール：シマノ　ステラ5000
	ライン：サンライン　DeepOne２号200ｍ
	リーダー：よつあみＤＭＶリーダー25ポンド　３ヒロ
	ルアー：マリア　ラフェスタ56ｇPP


釣行前日にカーペンター工房代表の小西さんが青森空港に到着。１年ぶりの再会です。１年ぶりに会った小西さんは相変わらずの腰の低さでありまして・・・（笑）、挨拶もそこそこで釣具屋さんに向かうのであった。車中では、秘密兵器のルアーの話で盛り上がった。小西さんはかなりの自信があるようであった。また新開発のロッドも持ってきたようで、明日の釣行が楽しみだ・・・。　出港が午前５時なので１時半過ぎに出発する。青森ICでむつ市の高橋さんと待ち合わせ合流。変形した梅雨前線が日本海沿岸に居座っているので天気は良くないようである・・・。やはり能代市に到着したらパラパラと降り出した。		早速船に乗り込み出港する。30分ほどしたら雨が激しくなってきて、雷も光り出した・・・。操舵室でレーダーやＧＰＳをみていると丁度前線の真下を航行中らしい・・・。「この雷雲を越せば大丈夫だ・・・」とレーダーに写る雷雲を指さしながら船長が言う。確かに20～30分程したら雷はぴたりと止み、久六島に着く頃には雨も小降りに変わっていた。　午前６時50分に久六島到着。キャビンで合羽を着ていると「ナブラだ～ナブラだ～」と声がする。が、船長は様子を見ているらしい。合羽を着て、タックルをセットしてミヨシに向かう。ナブラはとりあえず沈んだらしい・・・。しかし、着いた早々からのナブラ遭遇でメンバー全員の気分は高まったようだ・・・。


しばらくすると大きめのナブラが発生した。しかしその発生した場所は、漁師のトローリングの場所でしかも数船が実際にトローリングをしているので、そこに向かうことは出来ない・・・。指をくわえて黙って見ているだけだ・・・。そのナブラは活性が高く漁師の船が入っていっても、無視するように続いている。悔しい・・・。さらに漁師の船は度々停船してマグロを取り込んでいる・・・。　我々も黙ってみているだけではしょうがないので、久六島周辺をパトロールしながらナブラを捜す。船長の無線には「トローリングは大漁～」と入ってくるらしい。「年に１～２度あるかどうかのトローリングの日」と船長が言う。　途中でポツポツとナブラを発見しキャスティング準備をしながら見守るが、マグロがヒットするような激しいナブラには成らない・・・。		パトロールしながら久六島の南東～東側に回ったところ、ベイトフィッシュのナブラに遭遇した。「ナブラの下に青物がついているからジグ投げて横引き・・・」と船長の指示が飛ぶ。ミノーをジグに結び直して、キャスティングする・・・。が全く反応なし・・・。無線では依然としてトローリング好調が伝えられている・・・。　沖上がりも近い11時頃、「ミノーでトローリングしてみるか？」と船長。船長も悔しいらしい。船長の申し出を引き受け、小西さんの新兵器と手塚さんのトリックベイトでトローリングを始める。　30分ほどして、小西さんの新兵器にヒット！しかし口切れでバラシ・・・。７～８キロクラスだったらしい・・・。続いて普通のミノーに変更した手塚さんにヒット！。慎重に寄せながら「マグロじゃない・・・」と手塚さん。姿を現したのは４キロ弱のワラサでした。　ここで、タイムアップ。本日終了。