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| 黒鮪釣行第１ラウンドの久六島釣行が不調のまま終わり、今回からは第２ラウンドの大間です。天気予報はあまり良くないようで、雨は避けられないようです。しかし今までの東風から南西風に変わるようなので期待が大きいです（こちらでは東風が吹くと鍋の中の魚までもが逃げていく・・・、という例えをします）。 出港が５時なので、それに合わせて出発。そして到着。すでに船長の泉さんは到着していた。今回は某スポーツ新聞の取材が入るのですが、未到着なのでゆっくりとタックルのセットをする。記者さんが到着して、すぐに出港。まだ東風なのが気になるが、マグロポイントへ向かう。 「生き餌は〜？」と早速聞く人が若干２名。 「昨日は船の整備をしてたので沖に出なかったので無いよ・・・」と泉船長。今回はルアーオンリーだ〜（爆）。がっくりとうなだれるHideさん＋なかのさん（笑）。 ポイント到着。５ノットの潮流に船をたてながら、ナブラを捜す。船長から「ナブラが無くてもマグロはいるからキャスティングして〜」と指示される。 |
まだ電池満タンのみんなはキャスティングを始める。とりあえずおいらは電池充電の飯を食う（笑）。しばらくするとポツポツと単発の跳ねが見えてきた。それと同時に周りの漁船でも釣れ始めてきた。その中で良型？らしいマグロとやりとりしている船がいた。そばに寄っていくと丁度タモを出したところであった。その漁師は１発で掬った。そのサイズは「15キロかな〜」と思ってたら、「25キロくらいか・・・」と泉船長。おいらの見切りはまだまだだな〜と思う。 船をポイントに戻ししばらくすると、船の後ろの方でナブラ発生。丁度Hideさんが引っぱっていたミノーがそこに入る・・・。が、ノーヒット（泣）。おそらくミノーのサイズが合わなかったのだろう・・・。だって20cm位あるんだもん（爆）。 「凄い反応だ〜」と魚探を見ながら泉船長が言う。操舵室をのぞき込むと確かに凄い。すると船の周りでトビウオを食うマグロのナブラが始まった。ナブラと言っても２〜３発の跳ねが適当に連続する感じなのだが、このチャンスを逃すわけにはいかない・・・。チャーマス90Ｈを握り、ミヨしに立つ。 | |
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| ルアーは、今回の最小ルアーであるDuoのジグミノーを結んでいる。このサイズで食わなきゃ・・・、って感じである。トビウオの動きやマグロの跳ねに合わせて、キャスティングしまくる。その中で１キャスティングだけきっちりと入った。ラインを少しフリーにして糸ふけを作り、ジグミノーを自走させる・・・。緊張感高まる・・・。 が、ノーヒット。サイズが合わないのか？動きが合わないのか？プレゼンテーションが合わないのか？と考えているうちに、マグロは沈んだ・・・。がっくり・・・。 トモで後ろにキャスティングしていたなかのさんに「どうだった？」と聞くと、「ナブラのいいところに入ったのだけれど・・・」と言う。無念じゃ〜〜〜（泣）。 一息ついて飯を食っていると、右舷側の漁師がパワー全開のやりとりをしているのが見えた。泉船長に「何キロくらいですかね〜？」聞くと「あと感じだと100キロ以上」という返事。船を近づけ見に行くことにした。その漁師さんは若いそうでぐいぐいと引っ張り上げる。しかしマグロも頑張り50〜75ｍのナイロンラインをすべて引き出していく抵抗を見せる。 ５分ほどやりとりを見ていたら、遠くから水しぶきをあげて走ってくる船がいた。その船はやりとりをしている船に横付けし、飛び移った。そう、ここ大間のマグロ船は１人乗りの１本釣りなので、こんな大物が掛かったときは自分の船を乗り捨て助け合うのだ・・・。助っ人が銛を構えて待っている。そろそろ終盤のようだ・・・。 |
水面にでかい固まりが見えたか？と思った瞬間、銛が打ち込まれた。マグロは最後の抵抗で走ろうとするが、漁師はきっちりとラインを握り耐えている。それからは、あっという間にエラにロープを通され、船縁に固定された・・・。 「大漁だな〜！」と泉船長が声を掛けた。 後ほど陸に上がってマグロの重さを聞いたら150キロだったそうだ・・・（凄）。 マグロのとりこみを見ているうちに船が思いっきりポイントを外れ流されてしまった。全速力でポイントに戻る。が、この船はどこに居ても波をかぶる・・・。しかも風が南西に変わり潮波と一緒になり、うねりが2.5ｍくらいある・・・。全員が頭からかぶりまくりながら、じっと耐える。 「すげーデカイのが跳ねてるぞ〜、右だ〜」と泉船長の声。振り返ると船から10ｍ程で100キロクラスが跳ねていた。急停止！。一瞬「アレが掛かったらどうなる？？？」と思ったが、ロッドを握りしめうねりの中をキャスティングポジションに向かう。が、うねりが激しく、進めない・・・。そうしているうちにそのマグロは沈んでしまった・・・。 「あれも150キロクラスだな・・・、掛かったらどうする？」と泉船長。「掛かってから考えましょう〜（笑）」とおいら。 その後一時上陸しようと港に戻ろうとしたら、突風に大雨の大時化になりました。せっかく乾いたＴシャツもグッチョグチョ・・・。滝に打たれるくらい雨と波をかぶりました。なんか修行か拷問のよう・・・（笑）。なんとか港に戻りましたが、風速15ｍになってしまい、本日終了となった。 |
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本日のタックル・その１ |
| ロッド：ザウルス チャーマス90Ｈ | |
| リール：ダイワ エンブレム5500i | |
| ライン：エムス PE３号200ｍ | |
| リーダー：よつあみＤＭＶリーダー60lb・３ヒロ | |
| ルアー：Duo SO-B | |
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本日のタックル・その２ |
| ロッド：ゼナック Ｐ83-3 | |
| リール：シマノ ステラ16000ＰＧ | |
| ライン：バリバス アバーニジギング・５号400ｍ | |
| リーダー：よつあみＤＭＶリーダー100lb・３ヒロ | |
| ルアー：K-TEN・EX17cmイワシカラー |
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