 |
|
 |
| 前日から予想されたように朝から爆風だった。午前４時頃からi-modeで風をチェックし続けるが断念。ゆっくりと９時頃まで眠り続ける。顔を洗ったり歯を磨いたりするけれど木村さんの部屋の動きはない。「なんか買い物に行ってきます」と立花さんが出ていった。 おいらはタックルをちょっとセッティング・・・。すると民宿のママさんが「朝ご飯はどうしますか〜」と聞くので、「木村さん達はまだ眠っているようなので、昼と一緒で良いのでは〜」と答える。すると５分後くらいに木村さん達が起き出した。「TOORUさん、朝飯食おうよ〜」と言った（笑）。朝飯を食っていると立花さんがお菓子を抱えて帰ってきた。「え〜朝飯食うことになりました（爆）」と立花さんに言う。立花さんも朝飯前線に参加する。朝からいろんなおかずが並ぶ。食っていると段々とおかずが増えてくる。イカ刺しやらイクラやら紅サケ、納豆・・・。しまいには納豆にイカ刺しを入れて「イカ納豆」にしている者もいた（笑）。 朝飯を食い終えると今日の身の振り方を考える。「温泉に行こう〜」ということになった。木村さんは船のセッティングのため留守番。残りの４人で自動車に乗り込み出発する。 まず最初に向かうのは「銀婚湯」というところだそうだ。ナビを見ると３時間以上かかるらしい・・・。松前から江差方面へと走る。道路端の木が思いっきり揺れていて「やっぱり釣りは無理・・・」と話す。江差付近に行くと海の向こうに奥尻島が見えた。想像より大きい島のシルエットに「奥尻島ってこんなに大きいのか・・・？」と皆驚く。 ナビに従って進んでいく。しかし地図を見る限り遠回りなのが判明。ナビを無視して地図に従い進む・・・。しかしナビを再検索させても元の道に戻そうとするルートばかり出してくる。「このナビとことん嘘つきだな〜」と車内で盛り上がる。 結果的に１時間以上早く「銀婚湯」に到着。入浴料を払い貴重品の財布やカメラをフロントに預け、中に入っていく。露天風呂がお勧めということなので真っ直ぐに向かう。途中、男湯と女湯が分かれていて混浴でないことが判明。ちょっと残念・・・（爆）。 脱衣所で服を脱ぎ、ドアを開けると露天風呂があった。ドアから風呂までは小屋根がかかっていて、その先は木々に覆われていた。風に揺れる木々の隙間からは抜けるような青空が覗き、真上から照りつけているだろう日差しは木々の葉フィルターとして透過光となっていた。耳を澄ますと木々の葉擦れの音に混ざり川のせせらぎの音が聞こえる・・・。「凄い・・・、完璧な露天風呂じゃないか〜」と思う。 お湯に入る。「お〜」と声が出た。ちょっと温めだ。この温度がまた絶妙で幾らでも入っていられる感じ・・・。おいらの心の中で生涯ベストワンの露天風呂に決定したのだった・・・(^_^)v。 このお風呂に30分くらい浸かる。あんまり気持ちよくて眠りそうになり危険を感じて風呂をあがる。「普段は長風呂はしないのに長く入ったな〜」と思っていたが、おいらが一番早くあがっていた。 その後「国民宿舎あわび荘」というところに行ったが、「銀婚湯」の後なのでイマイチな感じ。 あたりも暗くなってきたので、民宿に戻る。トータル300キロオーバーの温泉巡りであった。 夜は勿論宴会で更けていくのだった。 |
 |
 |
 |