2004年２月10日〜18日・ニュージーランド・ギズボーン

朝はゆっくり？と６時半頃起きる。中野ちゃんが起き出す前にシャワーを浴びる。シャワーから上がって、外を見ると快晴・・・。釣りが終わると天気が良くなるとは・・・（泣）。ポットでお湯を沸かしコーヒーを飲む。そうしていると中野ちゃんも起き出す。 　隣のムナディさん達を起こしに行く。すると既に鎌田さんが入浴中とのこと。「８時頃に朝飯にしましょう〜」と声を掛ける。夕べの中華料理屋さんの残りを積めて貰った包みをほどき、電子レンジで温める。テーブルをセッティングして準備万端。温め直しでもここの中華は結構美味しかった。 　食器を片づけ簡単に掃除をすし、荷物をドアの外に運び出す。モーテルの人から１BOXタクシーを呼んで貰う。９時頃タクシー到着。ころころと体格のよいおばちゃんのドライバーだった。ドタドタと積み込んで出発。１５〜２０分で空港到着。		カウンターでチェックイン・・・。「釣り好きのおっちゃんだったら、スムーズに行くけど・・・」とムナディさん。その一言で、「ここでも一山ありそうだな・・・」と思う。 　しかし、おっちゃんは何処にも見あたらず、おばちゃん２人が担当となった・・・。「ヤバイか？？？」と思っていると、ムナディさん交渉決裂・・・。オーバー分を見逃してはくれないようだ。ただしバッグから中身を移して、手荷物にするのは目をつぶってくれるらしい。バッグをおばちゃんの死角になる隅っこに持っていって、リールその他をディバッグに移す。 　再検量・・・。２キロオーバーだけれどおいら達の努力をかってくれてパスとなった。空港にはビールを売っていないので、ぼんやりと椅子に座って待つ。カウンターを見ていると結構な人が重量オーバーとなりおばちゃんと揉めていた。同時刻のウェリントン行きの便があるので空港内部はかなり込んできた・・・。		座って待ているのには、すぐに飽きてきたので空港の周りを散歩する。朝起きたときは晴れていたのに小雨模様となっていた。「やっぱり、こんな天気なんだな〜〜〜」と思う。その辺を歩いているとなんかの記念碑を発見。なんか空港建設に尽くした人の４人のものらしい。写真を撮る・・・。西洋人はこんな記念碑みたいのが好きだな〜と思う。 　ウェリントン行きの飛行機が飛び立つと飛行場はガラガラ・・・。少し待っておいら達の搭乗の時刻が来て飛行機に向かう。来たときと同じ規模の飛行機だった。窓が８個見えた。折角なので写真を何枚か撮ってから乗り込む・・・。ふと見るとレンズキャップが無いことに気が付いた。どっかに落としたらしい(T.T)。 　離陸後、雨雲があるせいか結構揺れた・・・。しかし雲の上に出てしまうと安定。快適に眠る・・・。
４０分ほどでオークランドに着陸。機内の通路を捜しながら歩くと、行方不明になっていたレンズキャップを床に転がっていたのを発見する(^-^)/。荷物をピックアップして、来たときと同じように連絡バスの乗り、国際線へ行く。 　大韓航空のカウンターを捜すのだがあまりにも早い時刻なので、その気配もない・・・。「どうしましょ？」と途方に暮れる。バッグ＋バズーカは一時預かり所へ預かって貰うことにした。１個いくらの筈が、おっちゃんがいい人でカート全部の荷物をひとまとめにして安くしてくれた。隣にいた奥さんらしいおばちゃんはかなり不満そうな顔をしていたのが印象的だった。おばちゃんは何処でも厳しいようだ・・・（笑）。 　タクシーを拾い市街地に向かう。結構渋滞していて時間がかかった。とりあえずカジノがある「スカイタワー」に向かう・・・。カジノの場所を確認してから昼飯にした・・・。		バイキング形式のお店に入る。とりあえずビールで乾杯する( ^_^)／□☆□＼(^_^ )。早速、料理を取りに向かうがそそられるモノが少ない・・・。とりあえずご飯が炊けて（煮て？）あったのっでお皿に取った。暖めた骨付きハムを削り取ったのが旨そうなので取った。その他は見た目にイマイチの感じだ・・・。一端席に戻る。 　ご飯を食って、その失敗が判明・・・。「美味しくない・・・」。一番良かったのは、骨付きハムと判明した。２回目出陣。そのハムを多めにとって・・・、焼きビーフンにチャレンジしてみる・・・。焼きビーフンは玉砕・・・、２口目断念・・・。３回目出陣。コーヒーを注いで帰ってきた・・・。「今日はこの辺で勘弁しておこう〜」 　サラミもあったのが流石に学習したので誰も手を出さず・・・（笑）。 　一通り食って、とりあえず腹は満ちた・・・。これからの身の振り方を話し合う。		ムナディさんと鎌田さんはカジノで勝負という・・・。中野ちゃんは「一度カジノと言うところを見てみたい・・・」ということなのでカジノへ一緒に行くことにした。中を一回りする・・・。アジア系の人が凄く多い感じだ・・・。時間のせいなのかイマイチ盛り上がってない感じがする。 　途中中野ちゃんとはぐれるが、あまり待ちに出かけたい様子ではなかったのを思い出し一人で外に出ることにした・・・。鎌田さんに「街を歩いてきます」と告げてカジノを後にした。 　水族館に行ってみたかったが、昼飯とカジノに長く居すぎて時間が無くなってしまった・・・。とりあえず一人で街を歩くことにする。スカイタワービルをでる・・・。が、方向が分からない。ガイドブックの地図やスカイタワーで貰ってきた案内を見るがかなりアバウトな感じでイマイチわかりにくい。 　「とりあえず歩いてみっか」と適当に歩く・・・。
直ぐに気が付いたことは、この街はアップダウンがキツイと言うことだった。どんどんとひたすら下っていく・・・。普通に歩いていても、トントンと急ぎ足になってしまうほどだ。街並みがやはり日本とは全然違い、新鮮な感じがする。写真を撮りながらゆっくりと歩く。 　やがて、デカイ公園があった。近くにより案内板を見ると「ビクトリアパーク」と書いてあった。地図と照らし合わせてみる。おいらが考えていた方向には「ビクトリアパーク」が無い・・・。ちょっと焦って、違う方向を捜す・・・とあった。おいらが進んでいたと思っていたのは北方向だったが、西方向に進んでいたことが判明（爆）。とりあえず日差しを受けて芝生が思いっきり輝いて綺麗だった。その芝生でゴロゴロする。草の匂いが心地よかった。 　ガイドブックにはこの近所にショッピングエリアがあるようだが、そっち方面は全然興味ないのでパス・・・。今来た道を引き返す・・・（笑）。上り坂が結構辛かった・・・。 「こっちからこう来たから・・・」海はこっちだよな・・・と、地図を見ていたが方向を見失う・・・（爆）。おいらは決して方向感覚が鈍い訳じゃないのだが・・・、「ま、行こ・・・」と歩く。 　段々と人通りが少なくなった・・・。「またやってもうた・・・」と思う（笑）。また芝生の公園が見えてきた。今度は細長い公園だ。さっきとは違う公園なのでホッとする。とりあえずベンチに座って、地図を見る・・・。公園の細長い形を地図に合わせてにて現在地確認。と同時に再び方向違い確定（爆）。北方向のつもりが東方向に歩いてきたのだった・・・。精神的にもスゲー疲れた（笑）。とりあえず東西が分かればこっちのもの（笑）。海の方向に向かっていく・・・。		しかし人通りが段々と少なくなり、周りの景色もバラックみたいのがあってちょっと不安・・・。が、自分を信じて進んでいくと段々と人通りがが多くなり、通りにもお店が増えていく。そして目印にしていた「○×○□駅」の建物が見えた（たぶん）。写真を撮って中に進む。「この裏が海になっているはず・・・」と駅の裏に進む。そこにはやはり海があり、遊覧船の発着場になっていた。「だからフェリーターミナルっていうのか・・・（笑）」と感心する。 　おいらが遊覧フェリーのパンフとか見ていると、数人連れのアジア系おばちゃんがやってきた。その口からはコテコテの関西弁が聞こえてきた（笑）。海外で聞くおばちゃんの関西弁がなかなか強力だ（笑）。そのマシンガントークが騒々しいのでその場を離れる・・・。 　「どっかビールでも飲むところがないかな〜」と捜すが、そんな系のお店が見あたらない（泣）。フェリー乗り場の近くにベンチがあったので腰をかけ一休みする・・・。なんだか急に時間がのんびりした感じ・・・。天気もちょっと青空が顔を出し何となく気持ちがよい・・・。 　「やっぱりビールが飲みたいな〜」とまた思う（笑）。 　地図を見るとここからまっすぐに上っていくとスカイタワーのようである。その道をゆっくりと歩いていくとすぐにビルがあった。ちょっと覗くとと小さなスーパーみたいな感じだった・・・。早速中に入る。陳列棚を見ると日本食の素材のコーナーがあった。味噌、醤油、わさび、酢等がおいてあった。「な〜んだ日本から持ってこなくても此処にあったんじゃん・・・」と思う。お土産用にマヌカハニー（マヌカの蜂蜜）が売っていたので購入した。中身のグレードで値段が違っていた。おいらは中位のグレードを選んだ。		ここにはいろんなお店が入っていて、おもしろそうなので順番に覗いて回る・・・。お土産屋があったので物色する。羊のＴシャツがなかなか良さそうだったので姪っ子や甥っ子のお土産として購入した。 　鞄屋さんがあって、無茶苦茶でかい布バッグ発見。値段を見ると結構安い。「買うか〜」とかなり傾いたが、デザインがイマイチ・・・。見送る・・・。その後２Fに行くと、大橋巨泉のお店「OKギフトショップ」があった。今度は自分用のＴシャツを１枚購入した。 　店をでて通りを歩く。本屋さんがあったので入ってみる・・・。釣りの雑誌を捜す・・・と、何冊かあった。一番デカイサイズの雑誌を購入。気が付くとＴシャツやその他で結構な荷物になってしまった。持ち歩きが面倒になってきたので、街並みや街の看板を眺めながらゆっくりとスカイタワーに向かう。 　途中旅行代理店の張り紙に目がとまる。東京まで1369$。ソウルまで1535$。「え〜、東京便の方が安いじゃん」ソウルトランジットまでして安く来たおいらにとってはなんか納得いかん・・・。スカイタワーが近づいてくると街が賑やかになる感じで、カフェやパブなんかも多くなる。ここいらが街の中心という感じだ。 　「パブでビールかな？」と適当なパブ中をのぞき込むが、何故か中でコワモテのフーリガン風の兄ちゃんがこっちをジッと睨むように見ていた。小心者のおいらはビビって立ち去るのであった・・・。 　歩き疲れてスカイタワーに戻る。カジノの中に入ろうとするとガードのねーちゃんに止められた。おいらの持っていた紙袋がダメらしい・・・。クロークに預けて中に入っていく。ポーカー台にいた鎌田さんとムナディさんを発見。
鎌田さんの後ろについて勝負の行方を見守る。このポーカーはカード交換なしの配札勝負だ。しか〜し、鎌田さんの配り札は・・・、ブタの連続・・・（笑）。１０回中７〜８回はブタ（爆笑）。鎌田さん曰く「これだと勝負にもイケナイ・・・」状態だ。「鎌田さん、先天的にギャンブルに不向きでは・・・」と思ったのはナイショだ〜（笑）。 　あまりにも退屈な配札なのでバーにいって念願のビールを飲む・・・。ずっと歩いて運動の後だったので、ビールがメチャ旨い（笑）。思わずお代わりして２杯飲んだ・・・。 　カジノを出なくてはならない時刻まで後３０分。鎌田さんのブタ手は見続けるのが辛い状態なのでもう一度バーでビールを飲む（爆）。ポーカー台に帰ってくると中野ちゃんも帰っていた。中野ちゃんも街を散策してきたらしい・・・。 　出発時刻が迫り、最後の一勝負・・・。ムナディさんは最高額？チップを掛けた、その勝負の行方は・・・・・・・・・。（合掌） 　鎌田さんは・・・、ポーカーを見切りルーレットへ向かい、残ったチップで最後の勝負・・・・・・・・・（合掌）。		空港で戻り預けてあった荷物を引き取り、大韓空港のカウンターにチェックイン。重量オーバー関係は何も言われなかった。偉いぞ〜＞大韓航空(^-^)/ 　それからは出国税を支払い、出国手続きをする。ムナディさんは最後？のたばこを吸いに行く・・・。この頃からみんなバラバラな行動。Ｘ線は無事に過ぎ、出国審査・・・。無事に通過。免税店でお土産を買う・・・。キィウイフルーツ系のクッキーやキャンディを購入。 　もうお土産が一杯になったので、ディバックからトートバッグを引っ張り出して、カメラバッグやお土産をぶち込んでひとまとめとしたる。これでおいらの買い物は終了。搭乗ゲートの目に付きやすい場所にどっかりと座る。 　しばらく待つが誰も来ない・・・。更に待つ・・・。鎌田さんや中野ちゃんと登場。最後にムナディさん・・・。みんな疲れ切った感じ・・・。ゲートに集まってくる人を見るとやはり韓国の人が多い感じだった。 　気になったのは赤ちゃん連れの人が結構いたことだ・・・。「夜泣きするなよ〜〜〜」と祈るおいらであった。 　搭乗時刻になって乗り込む。おいら達は来たときと同じように４席連続で座る。行きよりも幾分すいている感じだ・・・。		隣の鎌田さんと「スチュワーデスのおねーさん達の肌が素晴らしい・・・」と話す。「博多人形みたいだね〜」と盛り上がる。しかし化粧の仕方なのか、結構同じ顔に見えるおいらであった（笑）。 　離陸して２時間経過。不思議なのは・・・、見た目で日本人と判るのだろうか？機内食を運んでくるスチュワーデスのねーちゃんなのだが、鎌田さんとおいらの席に来ると決まって日本語で話しかけてくるのだ・・・。このときも「・・・ビビンバにしますか、○○○にしますか？」と聞くのだった。おいらは外れのないビビンバ・・・。右隣の中野ちゃんはようやっとビーフ呪縛を脱出してビビンバを頼むのであった・・・。 　チューブ入りコチュジャンを絞り出し、ご飯に掛けて混ぜ合わせる。中野ちゃんがいち早く食べ始める・・・。しかしその口から出た言葉は・・・、「ビビンバは俺の口に向いていない・・・」だった（ちゅーどんどん）。 　パンフを見たが上映予定の映画もイマイチの感じ、時々聞こえる夜泣きも本格的ではなく、スチュワーデスの波状防御によってなんとか収まる感じ。それでも時折聞こえる大声に「赤ちゃんの搭乗制限があるべきだな〜」と思うおいらであった。

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