2000年6月17日・ナウラ釣行記　釣り３日目編

５時起床・・・。まだ夜だ・・・。昨日と同じようにカナゾノさんから朝食の配給を受け、紅茶を飲んで目を覚ます・・・。「もう最終日か〜」と思う。遠征は行くまでは長いが、現地に行ってしまうとあっという間です・・・。 　昨日と同じように15分前に部屋を出る。天気予報では午後から崩れるという事らしいので午前中勝負だ・・・。 　６時少し前に出港。２時間半の航海だ〜（笑）。もう少し船の足が速ければな〜と思う。ダニアンからのコーヒーを飲み、眠る。		１時間半ほどで目が覚めた。かなり明るくなってきた。海をぼ〜〜〜っと見ていたら、キャプテンが右前方を指さしながらなんか言っている。カナゾノさんが「鯨がいますよ〜」と教えてくれた。目を凝らしていると、「ブシュ〜〜〜」という潮吹きを見つけられた。２頭で泳いでいた。”鯨をみると釣れない”という話もあるが、鯨を見られたことに単純に喜ぶ。 　ポイントに近づいてきたら、他の６〜７船を発見。今日は土曜日なので他の釣り船も出てきたらしい。殆どが深海のメダイやアラを手動ドラムで釣るらしい。		ポイント到着。昨日と同様ナブラも鳥山もない・・・。ダニアンがチャミングを開始。おいら達は暇なのでジギングをすることにする・・・。とりあえず魚探を見ると、反応は・・・綺麗にない（笑）。ジギングをやる気が消える・・・。 　しかし他の人たちはジギング開始。なんでも屋さんは何を思ったのか150ｍラインからジギングを始めた。しばらくして身体が暖まってくると簡易ハーネスを装着し200ｍ以上ラインをだして汗をかきかきジギング。ちなみに水深600ｍ・・・。 　30分後、「あ〜疲れた。ラインも締まったし、これで終了〜」となんでも屋さん。
チャミングの方は反応なし。今日は50lbのトローリングタックルにふかせ仕掛けとした。80lbだと身体が耐えられる範囲でドラグ調節がしにくいらしい・・・（怖）。そのタックルにもノーバイト。 　ムナディさんがポッパーでキャスティング練習を始めた。ツナペンという新しいルアーを試している。浮き方はほぼ横浮き、トィッチに良い反応を見せ潜ったりいろんなアクションを見せた。その動きに反応したのか、鳥がドンドン集まってきた。ポッピングポッパーには無関心な鳥もこのツナペンにはチェイスし銜えるものもいる・・・。しまいには鳥がヒットしてしまった（爆）。		お昼近くまでやってがキハダの反応が全くない・・・。ここのポイントを見切る。200ｍラインのかけあがりに移動することにした。折角なのでトローリングをする事にした。 「ついでにK-tenも引っ張りましょう」とカナゾノさん。が、誰も引っ張るそぶりがないのでおいらのジグシャフト６９５でK-ten175を引っ張る。 　20分ほどしておいらの６９５にゴミが引っかかったような曲がりがでた。 「ゴミが引っかかりましたね〜」と私。船をスローダウンして回収。・・・したら魚だった（大爆）。４キロ前後のビン長マグロ（アルバコア）だった（笑）。とりあえず本日初の魚だ〜！		200ｍラインのポイント到着。チャミングする。・・・が、沈黙は続く。いとー君が200ｍのボトムジギングにチャレンジ・・・。横流しの船なのにジグが真っ直ぐに落ちていく・・・。天気は良くて冬なのにＴシャツ、風は無いし、潮の流れもない、まさしく凪倒れだ〜（泣）。 　粘るいとー君もノーヒット。１時間くらいチャミングしてもキハダの気配なし。ムナディさんのポッパーに鳥が集まるだけ・・・。 「１時まで粘ってみて駄目なら昨日の100ｍラインでジギングしましょう〜」というカナゾノさんの提案を、１時まで粘らずに受け入れる事にした（爆）。
折角なので移動中はトローリングルアーを引っ張ることに・・・。K-tenはスピードを上げられないので、見送った。が、何にも来ない・・・。途中からは回収して、ジギングポイントへと急いだ。 　ポイント到着。ここも何となく潮が流れていない感じ・・・（動揺）。昨日と同じスラッシュブレードを投入する。すーーーっと落ちるジグ・・・。「あ〜、ここも駄目かも〜」と思いながらジギング。 　「ヒット〜」の声がするも「多分エソ・・・」の声も続く・・・。昨日のヒラマサは何処に行ったのだ〜〜〜！ 　１時間ほどでここのポイントを見切る。今日は見切りっぱなしだ〜（泣）		過去２日不調だった”バンクス”に戻る・・・。イマイチ気分が盛り上がらない・・・。キャプテンが魚探を見ながらポイントを見極めている・・・、とナブラ発生！。 「ナブラ、ナブラ〜！」と我々の活性が上がる。アクセルをふかしナブラに向かい全速力。すぐにミノーの付いた90Ｈにロッドを持ちかえる。いとー君はトビポップ付きのロッド、なんでも屋さんはジグをそのまんまキャストするようだ・・・。 　ナブラ場所に着いたときには、沈黙だった。 「それでも投げて〜投げて〜」というカナゾノさんの指令が飛ぶ。すかさずミノーをキャスト・・・、着水。キャスティング場所から横に移動。空けた場所でいとー君キャスト・・・。		２トイッチ目でヒット〜！。が、そんなに大きくはないようだ・・・。続いていとー君のトビポップ、なんでも屋さんのジグにも連続ヒットする。するする〜と寄ってくる、姿が見えた・・・、４〜５キロのハガツオだ。いとー君もなんでも屋さんも同サイズのハガツオだった。 「キハダもあんな感じでナブラが落ちても食ってくるのですよ〜」とカナゾノさん。さらに数回キャスティングを繰り返したが、その後はノーヒット。 　ジギングに戻ることにする。ジギングをしていてもベイトが跳ね回るのを何回か発見した。今日は、ここ”バンクス”に魚が回ってきているらしい・・・（とりあえずハガツオは・・・）。
相変わらずエソの猛襲は続く・・・。しかし考えてみれば、それだけ底荒れしていないということだ。オーストラリアでのジギングは手つかずなのだ・・・！。エソの途中で食うハガツオにも慣れてきた。写真も撮らずにリリース・・・。 　ミヨシでスキルジグをジャークしていたなんでも屋さんにヒットする。が、NZ STAND-UPの敵ではない。３キロクラスのヒラマサがあっさりランディング。これも写真なしでリリース。 　潮が少し流れてきたのか？と思って、なんでも屋さんを見ていたら着底と同時にごつんとヒット！ぐ〜〜〜っとロッドが曲がっている。なんだ？ 　全然首を振らないようだ・・・。大きめのゴミか？と思って見ていると、なんと３キロクラスのアオリイカ！さすがイカオヤジ！素早くタモで救った。なんでも屋さんここでも高笑い（笑）。これで調子に乗ったのか？、アカヤガラ、巨大スルメイカと連続ヒットし、有終の美を飾った・・・。		そのころおいらはリズムが合わず、あんまり釣れなかった・・・。尻窄みかな〜と思いつつジャーク。そんなおいらにゴツンとヒット。ギュンギュンと心地よい引きだった。ハガツオかと思ってあげてきたら、 「TREVALLY！」とダニアンが言う。 「とればり〜？・・・シマアジだ〜〜〜」と気が付く。が、ダニアンはあっさりとリーダーもって引き抜いた（オイオイ）。 　おいらとほぼ同時にいとー君、ムナディさんにもヒットした。おいらはシマアジを確認して「シマアジだよ〜、慎重に〜」と声かける（エライ！）。が、「あ〜、鮫に食われた〜」といとー君の声。無惨にも頭とカマを残して鮫に食われていた。ムナディさんのは、テールフックとアシストのダブルヒットだったそうだ・・・、が引き抜きの際両方バレてしまったそうだ・・・。今回はアンラッキーだったですね＞ムナディさん。おいらの釣ったシマアジはその場で刺身に・・・（旨） 　最後に盛り上がりがあって、ナウラ釣行が終わった・・・。		帰りの航海中にみんなで写真を撮った。 　キハダが釣れなかったのは残念だったけれど、マグロのナブラ打ちはギャンブルなのは知っているし、３日間通して楽しかったので大満足です。キハダは次回への宿題とします（笑）。 　港に戻りキャプテンにご挨拶して別れた。 　宿に戻りシャワーを浴びて、ＶＢビールを飲んだ。 　ちょっとほろ苦かったが旨かった。 　今晩も裏のパブにステーキを食いに行った。 　空には半年ぶりに見る南半球の星々が輝いていた。　南十字星を教えて貰ったが、よく判らなかった・・・。 　「終わったな〜」と思った。

	いとー君のタックル　その１
	ロッド：ZENAQ JIGGER TRUST S66-2
	リール：シマノ TwinPower 4000H
	ライン：ZENAQ PE 2号200m(だっけ)
	リーダ：シーガーエース１２号、１８号
	ルアー：P-BOY他
	いとー君のタックル　その２
	ロッド：シマノ スコーピオンオシアVJ C6025VJ
	リール：シマノ オシアジガー 2000
	ライン：DeepOne 3号
	リーダ：シーガーエース１８号
	ルアー： P-BOY、SAIL、メタリックサーディン他
	いとー君のタックル　その３
	ロッド：ZENAQ JIGGER TRUST B59-10
	リール：シマノ オシアジガー 3000
	ライン：DeepOne 5号400m
	リーダ：YGK 130lb（だったっけ）
	ルアー：クレイジーロングジグ他
	いとー君のタックル　その４
	ロッド：GL JIG 50lb
	リール：バンスタールＶＳ300
	ライン：PE6号
	リーダ：ナイロン150lb
	ルアー：P-BOY,SAIL他
	いとー君のタックル　その５
	ロッド：Fisherman GIANT86
	リール：シマノ ステラ16000PG
	ライン：ZENAQ PE 5号400m
	リーダ：YGK 130lb
	ルアー：K-TEN175（投げてみただけ）、トビポップ
	ムナディさんのタックル　その１
	ロッド：Fisherman choco jig 6 ft
	リール：シマノ TwinPower 8000H
	ライン：PE 2号 420m
	リーダ：フロロ14号
	ルアー：シマノStinger Butterfly 110 gr
	ムナディさんのタックル　その２
	ロッド：Fisherman BG Ocean 6.2 ft
	リール：シマノ Stella 8000H
	ライン：PE 4号 280m
	リーダ：フロロ16号
	ルアー：ヒラジグラ200、バンジメタル200、ダンクショト150
	ムナディさんのタックル　その３
	ロッド：Daiwa Grandwave 63H
	リール：シマノ Ocea3000PG
	ライン：PE 5号400m
	リーダ：フロロ100lb
	ルアー：ヒラジグラ200、バンジメタル200、ダンクショト150
	ムナディさんのタックル　その４
	ロッド：自デサインフロリダ州系(何の名前だろ？)
	リール：シマノ Stella 16000PG
	ライン：5号450m
	リーダ：フロロ120lb
	ルアー：ヒラジグラ300、バンジメタル300、ダンクショト300
	ムナディさんのタックル　その５(釣れなかった奴)
	ロッド：Zenaq jigger trust 83-3
	リール：シマノ Stella 16000H
	ライン：PE4号
	リーダ：ナイロン100lb
	ルアー：ツナペン、ミノ、シーラペンシル
	ムナディさんのタックル　その６(釣れなかった奴)
	ロッド：Zenaq jigger trust 83-7
	リール：Penn 9500SS
	9500SS ライン：PE6号450m
	リーダ：ナイロン150lb
	ルアー：ポッパ、ツナペン
	鎌田さんのタックル　その１
	ロッド：シマノ スコーピオンオシアVJ C6024VJ
	リール：シマノ オシアジガー 3000
	ライン：DeepOne 6号
	リーダ：フロロカーボン１６号
	ルアー： サンメジグ１６０
	鎌田さんのタックル　その２
	ロッド：SAURUS NZ-STANDUP
	リール：シマノ ステラ1600PG
	ライン：DeepOne 5号400m
	リーダ：ナイロン５０号
	ルアー：サンメジグ160、クレイジーロングジグ170、スキルジグ4oz
	鎌田さんのタックル　その３
	ロッド：スミス WRC80P/35
	リール：シマノ　ステラ16000H
	ライン：PE6号250m
	リーダ：ナイロン５０号
	ルアー：カマペンシル
	徹之助さんのタックル　その１
	ロッド：ゼナック83-7
	リール：ステラ16000PG
	ライン：バリバス10×10　５号400ｍ
	リーダー：バリバス100lb・３ヒロ
	ルアー：マギーガーラポッパー・マイワシカラー
	徹之助さんのタックル　その２
	ロッド：チャーマス90Ｈ
	リール：ステラ16000PG
	ライン：ＧＴスプールにユニチカPE５号・300ｍ
	リーダー：バリバス100lb・３ヒロ
	ルアー：K-Ten175EX・サバカラー
	徹之助さんのタックル　その３
	ロッド：がまかつ・ジグシャフト６９５
	リール：マーフィックス
	ライン：ゼナックPE６号・500ｍ
	リーダー：バリバス130lb・３ヒロ
	ルアー：ザウルスヒラジグラ200ｇ・イワシカラー　K-Ten175
	徹之助さんのタックル　その４
	ロッド：がまかつ・ジグシャフト６８６
	リール：ダイワ・シーライン20SH
	ライン：クエスト・PE３号・300ｍ
	リーダー：ナイロン14号・３ヒロ
	ルアー：ツルジグ２・110ｇ　スラッシュブレード６Oz他