2002年7月10日〜15日・沖縄県与那国島




☆☆☆ 7月14日・石垣島足止め・・・編☆☆☆


 それでも早起きな2人の気配に起こされる。「またオカッパリかぁ〜」と聞くが違うという。そういえば昨日の時点でタックルは全部梱包済みだった(笑)。仕方なく起き出すが何もやることが無い朝の5時半(爆)。食堂は7時からじゃないと開かないし・・・。部屋にはテレビもないので台風情報も見られない・・・(泣)。安い部屋にしたことを今にして後悔する(笑)。
 i-modeで台風進路や航空会社のサイトで情報収集をする。すると・・・、石垣〜那覇の飛行機の欠航、那覇離発着の全便の欠航が決まっていた(大泣)。「やはり・・・」とも思うが、おいら達3人は朝5時半から途方に暮れてしまった・・・(泣)。それでも与那国〜石垣は飛ぶようなので石垣までは行けそうだ・・・。
 朝飯を食いながら、テレビの気象情報を見る。やはり動いている顔面は良い(笑)。民宿のねーちゃんと話すが「石垣まで行けるようなので、少しずつ進んでいきます」と答える。「もし急に飛ばなくなったら、また泊めてください・・・」と話す。
 それからは思いっきり暇・・・。11時頃民宿出発なのだが、やることがない・・・。更に8時過ぎには掃除のため部屋を出されてしまった。玄関横の部屋にいると暑くて汗ダラダラ・・・。仕方ないので、船揚場の船の影で涼む・・・。
 ふと、石垣での宿泊先が無いことに気がついた。電話帳を開き安ホテルを探し電話する・・・。が、全然空いてない(泣)。かろうじてキャンセル待ちに入れて貰ったが、不安莫大・・・。
 9時を過ぎて太郎丸船長の自宅に行く。昨日釣った魚は手荷物では持っていけないことを伝えるためだ。しかし船長は不在だった。家族の人に電話をして貰い漁協に呼び出す(笑)。船長と合流後、宅配便の手はずをして貰い、伝票記入。「ところで、石垣での宿は決まったのか?」と船長。「いえ、どこも一杯で・・・、いざとなったら空港で野宿です・・・」とおいら。「じゃあ、従兄弟が石垣で民宿をやっているから聞いてやるよ〜」と船長。 しばらくして、連絡が付き泊まれることになった\(^_^)/。なんか一つハードルを越えた感じ・・・。
 
 あまりに暇そうなおいら達を不憫に思ったのか、15分くらい前に民宿を出発。運転手のおねーちゃんと話しながら空港へ・・・。聞くと、民宿のおねーちゃん3人は、3ヶ月とか6ヶ月の短期契約で働いているらしい。運転しているおねーちゃんはもう数日で契約終了なのだそうだ。その後はどこか旅に出るような・・・。
 空港到着。入れ替わりのお客もないようでおねーちゃんは帰っていった。おいら達はチェックインして荷物を預ける。今日で3日連続となる空港の食堂で昼飯を食う。見ると瑞漁丸の船長とお客が飯を食っていた。ご挨拶すると、流石に今日は風が強くなりきついようだった。
 出発時刻が来て離陸する。来るときの飛行機とは違い帰りはジェットだ。強まる風には影響されず、きっちり石垣空港着陸。おいらだけは荷物をパスしてすぐに外に出て、キャンセル待ちの整理券を貰う。なんとその番号は「936番」だった。軽いめまいがおいらを襲ったのは言うまでもない(泣)。振り返ると全員の荷物をカートに積んだ立花さん達がいた。ペンションの迎え人も既に合流していた。ご挨拶の後、その民宿へと向かった。
 海の方を見物しながら、民宿に到着。降りると「民宿」ではなくて「ペンション」だった。聞くと急な話だったので、ツインの部屋にエキストラベッドを入れてのトリプルの部屋だという。荷物が入らないので別な場所に主な荷物を置いて入室。部屋は凄く綺麗だった。ここ2〜3年の建築だという。
 とりあえずシャワーを浴びる。・・・が、それからはやることが全くない。石垣は与那国よりも風が強い感じで、裏手は海なのだがオカッパリする感じではない。テレビの台風情報をぼんやりと見るだけであった。
 「暇だから町に行って、お土産でも買うか〜」と暇人達で話がまとまる。タクシーを呼ぶようにカウンターに頼むと、此処のクルマで送ってくれる事になった。20分ほど乗って市街地到着。とりあえず石垣と言ったら「FISHERMAN」に行きたいというので、案内する。が、日曜夕方だというのに店は閉まっていた。
 それからは行くところがなかったので、すちゃらかみうらさんから教えて貰った「石垣地ビールレストラン」へ・・・。地ビールを飲みながら、「石垣牛タタキ」「グルクン唐揚げ」などを堪能する。
 最後に公設市場2Fの土産屋に行き買い物。おいらはとうがらし類(練り唐辛子や泡盛につけ込んだもの)やそーきそばを買い込んだ。
 ペンションに戻っってベッドに転がっているとなんとすぐに晩飯になってしまった。「こりゃぁ食えないかも・・・」と思いながら階下の食堂へ行く。
 中にはいるとほぼ満席だったが、隅においら達の席が確保されていた。性懲りもなくビールを頼む。飯は1品ずつ運ばれてきた。それを食べ終わるのを見計らって次の一品が出てくる・・・。おいら達はそういうのに馴れていないので全然落ち着かない(笑)。それでもほぼ完食した(爆)。「イカの墨汁」が抜群だった。
 その後、今までの疲れが一気に来たのかあっさりと眠りについたのだった。



本日のタックル
カメラ:Canon EOS5QD
フィルム:Kodak エクタクロームVS36枚撮



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