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西表島に向かうには、石垣島から連絡船で行かなくてはなりません。 その石垣島へは、青森-羽田-那覇-石垣と行きました。 石垣では、乗り継ぎ時間を１時間ほどとってあったので、 昨年寄れなかった「プロショップ フィッシャーマン」に行き、ルアーやＴシャツ等を買うつもりでした。 ですが、石垣へ向かう飛行機に乗ってそろそろ出発だなーと思っていると、 「当機は接続のお客様をお待ちしておりますのでもう少しお待ち下さい」というアナウンス、 「なにー」と同行の鳴海君。 「ま、しょうがない。待とうや」と私。 10分、20分と過ぎるが誰も乗ってこない。 「こりゃフィッシャーマンに寄る時間はないかもな」と私。 「んーん」と鳴海君。 30分後、やっとお客が搭乗。出発。 きっちり30分遅れで石垣空港着。荷物が出るのを待って、離島桟橋へ。 連絡船の切符を買い、時計を見るとあと20分。 「行くか？」 「行きましょう」 |
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さあ、走る走る。 フィッシャーマンは、桟橋から徒歩５分。西日のさす30度の中、私たちは信号を無視し、僅か１分で到着。 よし、店は開いているようだ。中に入る、エアコンが気持ちいい。気づくと汗が噴き出している。 汗を拭き吹き、物色を始める。ルアーコーナーには、フィシャーマンルアーがほとんど揃っている。 ロングペンを２個、ケロッグを２個、ビッグペンを２個、クレイジースイマーは持っているからもういいだろう。 それから、Ｔシャツコーナーに行き、頼まれたＴシャツ、自分用のＴシャツ・ポロシャツを選ぶ。 鳴海君を見ると、同じようにルアー、Ｔシャツを買っている。後10分。 会計してもらうと、ビックリ６万円。うーん買ってしまった。 鳴海君の会計を待つ、残り５分。急がねば！ 店を出て、再び走る走る。１分で戻り、荷物を引きずりながら連絡船に乗る。 残り２分。 「間に合ったー」本当に滝のような汗。 途中で飲んだビールがすべて汗になった感じ。 西日が熱い。 |
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西表島には、港が２つあり（船浦港と大原港）私たちが向かうのは、船浦港である。 船浦港に到着。民宿の人かガイドの人が迎えに来ているはずである。 他の人は次々に迎えの車に乗っていくが、私たちには誰も来ない。 最後に連絡船の会社の送迎バスの人が私たちに聞く、 「迎えは？ どちらまで？」 「マリンボックスです。迎えが来ることになっているのですが」 「どうする、乗っていく？」 「うーん」 とその時、ライトバンで来ていた人が、「マリンボックスだったら、乗せていきますよ」と言う。 「他の人を迎えに来たのだが、船に乗り遅れたようなので・・・」 「それじゃあお願いします」と私。 車の中で話していると、その方は「がまかつ」の釣り番組制作で来ており、 ガイドは私たちと同様マリンボックスに頼んでいるそうです。 取材は今日が１日目で、リーフの小物の撮影をし成功に終わったということでした。 さらに宿泊先も私たちと一緒でした。 それではと宿泊先に送ってもらいました。 |
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民宿は「パインアップル館」というところで、食堂がパイナップルの形になっています。 （30過ぎのおじさんの私には、ちょっと恥ずかしいです） 夕食を食べ、明日の打ち合わせのためマリンボックスに向かいます。 民宿の人に道を聞いたら、徒歩５、６分らしい。 南の島では、何故か歩く速度もゆっくりになっている。空気の流れもゆっくりしている感じがする。 うっすらと汗をかく。見慣れたマリンボックスの建物が見える。 パンフレットやガイドブック等では、レストラン「ROCO」となっている処です。 「とりあえずビール２つ」ガイドの宮城さんと一年ぶりの再会＆ご挨拶。 「お久しぶりです」「状況はどうですか」 「今年は、いいですよ。魚は毎日あがっています」うーん頼もしい言葉。 「明日のタックルの方は？ リーフ用のライトタックルも持っていきますか」 「ＧＴオンリーで行きましょう」と宮城さん。 「時間は？」 「９時に迎えに行きます」 「それでは宿に戻って明日の準備します」 「さあ、明日から始まるぞ。」 |
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