2002年６月　下北カレイにリベンジ・・・ 編

今年最後のカレイ釣りだ・・・。場所は４月に悔しい思いをした関根浜である。当然のリベンジ戦なのであるが、昨年のリベンジ戦でもある。昨年のこの時期は低水温のため大不調で、おいらはたったの６枚だった・・・。が、竿頭になった森さんは16枚釣っていた。去年のメンバーは当然納得がいかず、森さんへのリベンジも込めての釣行とした。メンバーは昨年と全く同じの森さん、くどーさん、なかのさん、TOORUさんの４人となった。 　いつものように午前４時過ぎに、むつ市のキヤさんに到着。関根浜での船の位置を聞き、エサのイソメとエラコを購入。エラコを使うのは８〜10年ぶり位だろうか？「エラコを剥いた手で飯食いたくないな〜」と話すほど、その独特の匂いは強烈であり、人によってはエラコの汁で肌荒れを起こす人もいる・・・。		出港が５時なのでバタバタとエサを積み込み、港に向かう。着くと船長は合羽を着ながら出港の準備をしていた。初めて乗る船なので、丁寧にご挨拶・・・。各自タックルをセットして出港する。 　防波堤を抜けて海に出る・・・。思った通りのベタナギで湖のようである。一瞬「凪倒れ」という言葉が口から出そうになるが、ゴクンと飲み込んだ・・・（笑）。船は徐々に加速する「この船スゲー速いね・・・」となかのさんが言う。「この船で鳥山を追いかける釣りをしたいね〜」とおいらが返す。後で船長に船足が速いことを聞くと「ここの船で一番速い！」と自慢げに話していた。ふと見るとくどーさんはトレーナーにジーンズ姿のままだ・・・。聞くと合羽を持ってこなかったらしい・・・。「無謀な・・・」と思っていると、案の定波の飛沫を被りまくっていた・・・（合掌）
前日は浅場が良かったという情報だったのでとりあえず15〜20ｍラインに入る。エサはとりあえずアオイソメの２本掛け・・・。置き竿を１本出し、手持ちの竿も降ろす・・・。仕掛けは両方とも全く同じ３本針小突き仕掛けである。底をとり地道に錘で底を小突く・・・。 　するとくどーさんが「ひっと〜」と吠える。今年新調したがまかつのカレイ竿が曲がっている（カレイ竿だから先っちょだけだけど・・・）。船長がカレイと確認してタモを入れる。30〜35センチクラスの海峡カレイだ・・・。 　続いておいらにもアタリが来る。昔のワームフィシングのように送り込んで食い込ませてからスィープフッキング・・・。「のった〜！」この瞬間が大好きだ（笑）。おいらもくどーさんと同サイズのカレイだった。続いてなかのさんににも同型が・・・。デフェンディングチャンピオンの森さんは未だノーヒット。「少しハンディをやらないと・・・（笑）」と森さんが言う。		おいらは更に１枚追加する・・・。「４月とは活性が全然違うな〜」と思うがカレイに触ると結構冷たい。すると、森さんに待望のアタリ・・・、なんとダブルでカレイを掛けていた。あっという間に同数になる・・・、ってまだ２枚目だけど（笑）。 　本日の干潮は07時50分頃だ。その近辺では食いが落ちる筈なので、飯も食わずに小突き続ける。本日はまぁまぁ活性が良いようなので、結構小突いて誘った方が調子よい感じだ。とりあえず朝一から釣ったカレイをバケツから拾い上げクーラーに入れた。ほぼ10枚あった・・・、「なんか順調だな〜、この分だと20枚は硬いな〜」と思う。　この頃からなかのさんがエラコを剥き始めた・・・。おいらも釣果的に一息ついたので同じくエラコを剥き始める。竿は２本とも置き竿にして、せっせと剥く・・・。少し溜まったところで置き竿の１本のエサをエラコに変えて投入。船のローリングで少しだけ錘が底を叩くようにラインを調整する。
そんなおいらにアタリがきた。穂先の揺れの大きさを見ると結構良型な感じがする・・・。途中で締め込んだりもする・・・「？？？」と思っていると姿が見えてきた。「ババだ！ババだ！」と船長が言う。そうババガレイ（ナメタガレイ）だ。姿が見えてからも締め込みをする。ババガレイは初めて掛けたけど結構引くのね・・・。タモで掬って貰う・・・、が身体からの粘液がもの凄い・・・。八宝菜の汁のようだ〜（笑）。家を出発後の車中で「今回はババガレイを釣りたいね〜」と森さんと話していたところであったのでスゲー嬉しい。生まれて初めてのババガレイだ〜＼(^_^)／ 　しかし驚いたのはこの後で・・・、おいらのババガレイラッシュが始まった・・・。連続４〜５枚の連続ゲットだ〜〜〜。もともとババガレイを釣るにはなるべく小突かないで、置き竿のように待っているのがよいとされている。今のおいらはまさに置き竿。さらに食ってくるのはエラコエサの竿ばかり・・・。ここで置き竿＋エラコエサのババガレイ最強タックルが完成した（笑）。		この後は潮が動かなくなって一時の食いの良さが落ちた・・・。それでもババガレイを中心に10枚をクーラーに移動。目標の20枚を達成する。 　その後お昼近く、船は大きくポイントを移動。30ｍラインのやや深場に入る。船長が気になっていると言う場所だ・・・。シーアンカーを入れて流すとバタバタとカレイが釣れ始める。 「やっぱりカレイ釣りはこうでなくっちゃ〜」と船上に笑いが行き交う。トカラ帰りで疲労困憊で眠りに落ちていたなかのさんを起こし、爆釣体制に入る。 　この後船長は予定をオーバーして船を入れ直して釣らせてくれた。おいら達もその気持ちに答えるように、カレイを釣る。結果、おいらはここのポイントだけで20枚強釣ってトータル40枚強の釣果となった＼(^_^)／ 　すげー楽しかった。来年もまたこの時期だ〜 　おしまい

	本日のタックル　その１
	ロッド：ダイワ HXカレイかかり160
	リール：ダイワ TD1Hi
	ライン：サンライン DEEPONE２号200ｍ
	仕掛け：３本針小突き仕掛け
	餌：アオイソメ
	本日のタックル　その２
	ロッド：オリムピック　カワハギ180
	リール：アブ6000Ｃ３HISPEED-WINCH
	ライン：サンライン DEEPONE２号200ｍ
	仕掛け：３本針小突き仕掛け
	餌：アオイソメ