2003年 3月 下風呂ジギング大会・・・ 編




3月2日編


 下北釣行時にはいつもお世話になっているキヤさんでジギング大会をすることになった。大会は日曜日なのだが前日に展示会と宴会をやると言うことなので、おいらと中野さんは前日からむつ市に入った。
 展示会はホテルの大広間でやっていて、ザウルスブースにはチャーマスや弘前の佐藤偉知郎さん、ティファには上屋敷さん、スカジットには皆川哲さん等々がそれぞれの商品説明をしていた。特に気になったのはザウルスのマグロミノーのロッドだった。当然のごとく欲しくなったのは言うまでもない・・・。
 会場に小一時間ほどいた後、本日の宿泊先である山本さんの家へ自動車置きに行く。宴会までには時間があるので、とりあえずビールを飲み乾杯する。しばらくして再び会場へ。宴会はホテルの別な大広間でやるのだ。会費を払い席に着く。
 おいらは皆の邪魔にならないように隅っこの席に着く・・・。が、何故か「むつ酒飲み軍団」が周りに集まってきた(爆)。なんとなくイヤな予感もしたが(笑)、そのままキヤ社長のご挨拶、その後のチャーマスの乾杯の音頭で宴会が始まった。お膳の料理を大方やっつけた後、席を立つ。
 チャーマスと上屋敷さんが並んで座っているところに行き、ご挨拶。チャーマスはバリ帰りということで真っ黒な顔だった。とても日本人とは思えなかった(笑)。上屋敷さんはオーストラリアのメイビル島にバラムンディ釣りに行ってきたと話していた。メイビル島はおいらも狙っている場所だったので興味津々だった。が、「飛行機は3回乗り継ぎ・・・」と聞いて、ちょっとびびるおいらだった。中野さんは佐藤偉知郎さんと久六島の話で盛り上がったらしい。今年は久六島に行くぞ〜。
 
 9時過ぎ?に宴会は終了。なんか飲み足らないおいら達はコンビニでお酒を調達。山本さん宅で飲み直したのであった・・・。いつの間にか一升瓶が倒れたのであった・・・。
 数時間もたたない午前4時過ぎになんか気配がして目が覚めた。山本さんは既に起きて、ストーブの前でたばこを吸っていた。熟睡するおいらと中野さんを見て「何時起きるのかな〜???」と思っていたそうな・・・。すぐに着替えをして出発した。途中キヤさんでチャーマス他地元メンバーと集合。すぐに下風呂へと向かう。
 下風呂漁港には既に大勢が集まっていた。タックルを準備したころに開会式が始まる。その後船と船座の抽選があった。おいらは龍神丸の左大ドモだった。近寄ってきた山本さんが「何処の船になった?」と聞いてきたので「龍神丸」と答える。「あ、同じ船だ・・・」と山本さん(笑)。「あ、上屋敷さんも一緒だよ〜」と続ける。釣座を聞くとおいらと山本さんと上屋敷さんが左舷に並ぶらしい・・・(笑)。
 乗船が終了した船から続々と出港する。天気予報では午前中から崩れるようなので、今日は朝一勝負だと思う。船は60mラインで止まり、釣りスタート。いつものようにスピニングタックルでトロトロとジギングを開始する。早速上屋敷さんにヒットする。ロッドの曲がりを見る限りでは、ホッケの引きのようだ。浮いてきたのはやはりホッケだったが、上屋敷さんは生まれて初めてのホッケだった。「やった〜やった〜\(^_^)/」と喜んでいる。すかさず山本さんがデジカメで撮る。なんか「第1回すちゃら近征」を思い出させる一瞬だった。
 それからバタバタとホッケが続く。サイズ的にはまぁまぁの良いホッケだ。すると上屋敷さんにずっしりとした感じでヒットした。ロッドはぐにゃっと曲がったまま・・・。「ホッケのダブルか?」と思ったが浮いてきたのはスーパーサイズのホッケだった。再び山本さんが写真を撮る。「旨いですよ〜」の一言に、上屋敷さんはそのスーパーホッケクーラーにしまい込んだのだった・・・。
 
 その後ホッケの群が去り、しばらくは沈黙が続く。「こんな時にマスが釣れるはず・・・」と思いながらジギングを続ける。・・・と、ミヨシの方の乗船者に30〜35センチの小型のマスが釣れた。「よ〜っし、おいらも・・・」と思ってると、殆ど水面の方でゴツンと当たった。「マス!マス!マス!」と声を出す・・・。すぐにリーダーが見えた。ギラリと光る魚体・・・。浮いたところでタモで掬って貰う。1キロサイズだが一安心する・・・。
 しかしそれからは、マスはそれっきり・・・。数時間が経過する・・・。「タラ場に行ってみよう〜」と船長の提案で一気に100〜120mラインに行く。ボトム付近をジギングするが全然駄目・・・。しかし「ヒット」の声がした。「中層にマスが居るぞ〜」と船長が吠えた・・・。15分位の間にバタバタと2キロ級が3本連続で釣れた。・・・が、これもそれっきり(泣)。
 再び60m前後の浅場に戻るが、再び沈黙。心配していた風が段々強く吹き始めた。「あ・・・」と思っている間になんか台風並みの暴風。それでも釣りを続けるおいら達。しかしそれも限界に達し、午前11時前に大会中止撤退となった。しかしそれからが大変だった。暴風の中を走るのだが全然進まない・・・。普通なら15分もすれば帰れるのに、なんと40分位かかって帰港した。
 その後は釣った魚を持ち寄り検量する。「あんまり調子よくないな〜」と思った割には結構な数のサクラマスが持ち込まれていた。持ち込みサイズを見ると大体1.5キロクラス以上だったので、おいらの1キロスーパーヤマメはクーラーから出ることはなかった(泣)。計量終了後、冷え切った体を温めるために「海峡」に行きラーメンを食う。チャーマスや上屋敷さんと楽しいひとときを過ごした。その後ホテルに戻り表彰式並びにステラ20000争奪の大抽選会と盛り上がったのであった・・・。



本日のタックル その1
ロッド:がまかつ トゥイッチングシャフト665
リール:シマノ ステラ5000
ライン:サンライン DEEPONE2号200m
リーダー:よつあみ DMVリーダー 25lb 3ヒロ
ルアー:カマ工房・サンメジグ90g他
 
本日のタックル その2
ロッド:がまかつ ジグシャフト677
リール:ダイワ SL20SH
ライン:サンライン DEEPONE2号200m
リーダー:よつあみ DMVリーダー 25lb 3ヒロ
ルアー:ツルジグロング100g他