200５年６月　すちゃらかマダイ近征 編

何故か週末にかけて「すちゃらかマダイ＋カレイ近征」になってしまった。当然のごとく金曜夜に青森空港到着。そのまま宴会となるのであった。今回は青森市内の「ふく郎」というお店に行ってみた。メニューが手元になく壁の上の方に貼ってあるだけなので、注文が決まるまで肩が凝ってしまった（嘘）。翌日は９時過ぎに出発予定なので、ゆっくりとした気持ちで飲める。早速ビールがやって来て、皆で乾杯する。ホッケの塩焼きが旨そうだった・・・。 　翌朝、ホテルに行く前に氷を買いに市場へ向かう。クーラー２個と発泡箱２個に氷を詰め込む。これだけ入れても420円だから無茶苦茶安い。これに比べたらコンビニの角氷など問題にならない・・・。その後ホテルに迎えに行く。全員揃って９時半前にホテルを出発する。 　途中、モトオ釣具によりタイ仕掛けやらカレイ仕掛けを購入する。当日はセール期間中のタイムサービスにあたりお店の中がもの凄く混雑していた。 　そして再び出発。先行している中野さん達との待ち合わせ場所である源氏ヶ浦のローソンへと向かう。当然のごとく「オカラどーなっつ」も途中で購入・・・。 　ローソンで合流ご早めの昼飯・・・。注文し終わるとおいらの携帯が鳴る。船長からだった。「よ〜っし行くぞ〜」と言った。時刻はまだ11時半、出港は13時の筈だ。「船長ぉ〜、13時出港じゃないの〜？これから昼飯だよ〜」とおいら。「午前便はもう終わり、いつでも出られるよ〜」と燃える船長。「早く食ってすぐに行きま〜す」とおいら。		カレーライスをかき込み、食堂を出る。ここから３分で港なので気が楽だ。港に着くと別団体がバーベキューコンロを出して肉を焼いていた。ちょっと気が引かれる・・・。タックルを降ろして身支度していると船長登場。乗船名簿を書いて出港する。段々と気分が盛り上がる。 　15分くらい走ってポイント到着。ホタテ養殖のロープに船を固定する。おいらはその間にカレイ置き竿の竿かけをセットし、まずはカレイ仕掛けを投入。コツコツと小突き聞いてみる・・・、反応がないのでそのまま置き竿とする。 　次はフロロの道糸のマダイ用のタックルにスプーン17ｇを結ぶ。アオイソメを房掛けにして潮下にキャスティング・・・。フロロラインがスルスルと伸びていく。着底を感じ、ちょっと動かすと「ブルブル」とバイト。ベタ底なのでカレイと思っていると「お、あたった〜」と声が聞こえる。なんかみんなベタ底でアタリがあったようだ。カレイの絨毯状態らしい〜（笑）。 　適当に食い込ませてあわせるが乗らない・・・。やはりチヌ針では吸い込みが悪いらしい。「底を狙っては駄目・・・」と船長からチェックが入る。「中層だよ〜中層！」と声も大きくなる。一方、おいらの隣では、三浦夫妻がアオイソメと格闘していた。奥さんはこの手の虫が無茶苦茶嫌いらしく、見るのも駄目なようだ・・・。その奥さんの仕掛けにイソメを付けている三浦さんの姿に何故か涙するのであった（嘘）。
船長が「それじゃぁタイ釣りの手本をみせるか・・・」と言ってロッドをとりだした。しばらくやったがアタリ無し・・・（笑）。ロッドを置き、コマセを蒔きに専念しだした。「一昨日は鯛が浮いてしまって、たくさん見えていた」と言う。 　すると中層まで巻き上げ放って置いた中野さんの置き竿に「ガクンガクン」とアタリが出た。「中野さん、当たっているよ〜」と本人より何故か回りの方が早く気がついた（笑）。「えっ・・・？」とロッドに飛びつく中野さん。数回フッキングを入れて、ファイト体勢。おいらはカメラを取りに行き、船長はタモを取りに行く。自然と笑みがこぼれる中野さん。 　船長がタモで掬ってファイト終了。45センチクラスの良型のマダイだ・・・。写真を撮ってからすかさず血抜きをして魚を締める。とりあえず「棚からぼた餅」状態だけど（爆）、１枚ゲットだ（ふ〜）。おいらの置き竿のカレイもこの頃までに４〜５枚ゲット。 　その後「潮が速くて釣りにくい」と言うことでポイント移動する。船長はコマセを蒔きながら竿を出し釣っている。時折「あ、当たったけど食い込まない・・・」等と言う。しかし、おいら達にはアタリが無く、時間だけが過ぎていく。		すると「ビシッ」というロッドの風切り音と共に船長のロッドが曲がった。「小さい小さい・・・」と言いながらリールを巻いている。すぐにランディング。船長に「写真撮りましょう〜」というが「リリースサイズだから・・・」と辞退。それでも35センチ前後はあると思うのだが・・・。　更に「魚、誰か持っていって〜」と船長。「三浦さ〜ん」と呼ぶ。「折角だから写真でも撮りますか〜〜〜（笑）」と記念写真まで撮ってしまったのであった（笑）。 　そうしていると、コマセの流れる勢いが緩くなってきた・・・。船長もそれに気がついて「潮が緩くなってきたので、元の場所に戻るよ〜」と言う。 　再び釣り開始。三浦さんの奥さんにはタイ釣りだと厳しそうなので、カレイ釣り仕掛けに全面交換する。「これならカレイ竿もう１本持ってくれば・・・」と思うおいらだった。そうするとアタリも段々と出るようになり、何枚かカレイを釣るようになった。 　置き竿のカレイ竿も堅調にカレイを釣る。思い出したように置き竿を揚げるとダブルで釣れていたりした。三浦（夫）さんはまだ魚というものを釣っていなかった。「カレイ仕掛けにしようかな〜」と弱気な言葉が出るようになった。他の者はアタリ自体が無いので、砂漠で水を求めるようにボトムまで落とし、カレイのアタリで潤いを取り戻すのであった。
そうしていると、中野さんにヒット・・・。今度は置き竿じゃないようだった（笑）。先ほどより一回り小さい感じのマダイだった。時合が来たか・・・と思っていると、坂口さんにヒット。しかし足下のホタテロープに巻かれ、諦める・・・。本人曰く「カレイかと思った・・・」そうでし。 　続いて市川ちゃんにヒット。ドンドンラインを持っていかれ坂口さんと同じように足下のロープに巻かれ万事休す。その後は、市川さんは冷たいものの飲み過ぎでお腹を壊し、すべてが終わることに・・・（合掌）。アタリが続き、何となく時合がやって来た感じ。 　再び坂口さんにヒットする。見るとロッドが綺麗な弧を描いていた。カメラを撮りだしミヨシに行くと既にバレていた・・・。ブラーマダイには苦戦しているようだ。 　置き竿のカレイは適当に釣れたので、ロッドを三浦（嫁）さんに預ける。30号の錘をスピニングで巻くのはきつそうだったので、少しは楽になるだろう〜。三浦（夫）はとうとうカレイ仕掛けに替えて、ボからの脱却を図ろうとしている。するとやはり専門仕掛けは強くカレイを釣り上げる。何とも安心した顔が印象的だった（笑）。その後はマダイ仕掛けに戻す・・・。 　おいらは一息ついてミヨシに遊びに行く。市川さんのト○レ話で盛り上がる。すると三浦（夫）さんのロッドがゴンゴンゴンとアタリが出ている。まさしく鯛のアタリ・・・。		「三浦さ〜ん」と皆で声かけるが、奥さんの餌を付けていて気がつかない・・・（笑）。ようやくロッドを手にとってフッキングを入れたが後の祭りだった（合掌）。 　今度は西さんにヒット。これもロッドが綺麗に曲がっている。カメラを持ってミヨシに行く。まだロッドは曲がっている。「バラすなよ〜」と声をかけると、ロッドからテンションが消えた。「あ、バレた・・・」と西さん。リールを巻いて回収。なんかブラーは切られていないようだ。そしてブラーを回収すると・・・、フックが折れていた(○_○)。 　その折れた針はブラーが売られたままのオリジナルフックだった。結び糸は当然のピンク糸・・・。ここから全員の猛攻撃。「西さん、人にはヒラマサ針やマダイ針に交換しないと・・・と言っておいて、自分はノーマルかよ〜」と突っ込む。しかし「俺はマルセイゴが好きなんだ〜」と再びブラー換え針を結んでいた（笑）。 　西さんのバラしたマダイが群れを散らしたようで（笑）、アタリはそこで止まった。船長は19時過ぎまで粘ってくれたが沖上がりとした。ありがとう船長m(__)m 　その後はむつ市のホテルに向かいチェックイン。近くの居酒屋で晩御飯とした。「青ツブの刺身」が旨かった・・・。 　お休みなさい。

	本日のタックル　その１
	ロッド：G-Craft FIGHTING DOLPHIN 622GJ-M
	リール：シマノ　ステラ5000
	ライン：サンライン DEEPONE２号200ｍ
	リーダー：よつあみDMVリーダー20lb３ヒロ
	仕掛け：スプーン17ｇ＋チヌ針＋アオイソメ
	本日のタックル　その２
	ロッド：エバーグリーン コンバットスティック　スカウトマスター
	リール：ダイワ トーナメントZ5000iT
	ライン：Duel　HARDCORE FLUORO PLUS　８lb
	リーダー：よつあみ　DMVリーダー 20lb１ヒロ
	仕掛け：ブラー17ｇ＋チヌ針＋アオイソメ
	本日のタックル　その３
	ロッド：ダイワ　Deeo TR　30号-160TR
	リール：ダイワ　Raul150R
	ライン：ダイワ　HYDRO FINE２号100ｍ
	仕掛け：３本針小突き仕掛け
	餌：アオイソメ