2006年３月　尻屋崎ジギング・・・ 編

夜７時過ぎ携帯が鳴った。携帯を見ると立花さんからだった。「明日ですが・・・、どう思いますか〜？」と言った。津軽海峡には海上強風警報がでていたが南向きの風であったため、「ビミューだね。どっちでも（決行か中止か）納得できるし・・・」とおいら。 　「明日は、５時半出船だそうです・・・」と立花さん。「了解・・・」と言うおいらだが、なんか複雑な感じ（爆）。その後、同行者の市川さんに連絡を入れ、缶チューハイを飲み、22時には寝るのであった。翌朝３時。市川さんのお迎えで自宅を出たのだった。 　４時半にキヤさん到着。メンバー何人かと合流後野牛漁港へ向かう。路面は乾燥状態だったので15分で到着（爆）。外にでると決行風が吹いており、ちょっと弱気になる。タックルをおろして着替えていると船長到着。メンバーも全員集合し出港となった。. 　走行中は追い風しかも風裏なので全然風を感じなかった。しかし、尻屋崎が横目で見えるところまで来ると、段々と白波が・・・。「そろそろいつものポイントだな・・・」と思うが、船はどんどん沖に向かって進んでいく。やがて船は減速、風上にミヨシを向ける。		ロッドを握り立ち上がる。空いている釣り座に入り、ジグ投入。やはり朝一はP-BOYカスタムのピンクだ・・・。マス狙いなので中層でジグを止めジギング開始・・・。しかし何にもあたらない。「今日のテーマは軽いジグを使ってみることと底を取らないこと・・・」宣言したおいらだが・・・。 　船中誰もあたらない状況で、つい底までジグを落としてしまう・・・。それでも何もあたらない・・・（泣）。遂に底を叩いてしまうおいらだったが、それでも生命反応無し。頑張ること30〜40分。船中ノーバイトノーヒットの中ポイントを見切り移動する。 　15分程走りいつものポイントに入る。マス釣りの漁船が幾つもいて、しかも釣っているようだった。再びジギング開始、なのだがノーヒット状態は続く。大船長がやってきて、「さっきの場所は昨日特大サイズが結構釣れた場所なので入ってみた・・・」と話した。 　そして１時間・・・。ホッケも釣れない状況が厳しい・・・。大船長も「潮が全然動かない」を連発している。「ホッケも釣れないもんね〜（泣）」と言うと、「ホッケこそ潮が動かないと駄目」と答えてくれた。風はちょっと収まり始め、白波が回りから消えた。
「これで、西風吹いたら終わりだね・・・」と皆で話す。すると左舷大ドモに入っていた東さんにヒット・・・。「タナは〜」と聞くと、「底」という。上がってきたのは、良いサイズのクロソイだった。「ウラヤマシイ〜」「ちょっと潮が動いてきたかな〜」と思う。 　するとおいらの背中で釣っていたスズキさんにヒットする。「なんだなんだ〜」と言うと「ラインが横に走っているからマスでしょ〜」と答える。水面に浮いてきてから船底の方に走り結構な締め込みを見せる。その魚体見た誰かが「お〜結構でっかい」と言う。 　大船長がきっちりタモに入れる。網を見ると２キロ半から３キロクラスのマスがいた。本日初のマスで船中盛り上がる。写真を撮っているときの本人の笑顔が抜群によかった。今日は２日酔いで体調が悪く、ゲロを吐きながら根性で釣った１本だった。 　その後立花さんにもヒット。おいらとは真逆の位置にいたため、詳細不明。しかし「結構デカイ」の声を聞き、カメラを持って駆けつけた。さっきの鈴木さんと同サイズって感じだった。すこしずつ潮が動き出したのを実感し、おいらにも気合いが入る。 　気分転換にベイトロッドを持つ。ジグはチョー久々のハオリジグ70ｇピンクだ。アクションはスローに動かす・・・と、「ギュン」と中層でヒット。「マスだ〜＼(^^)／」と思いフッキングを何回か入れる。「TOORUさんヒット〜」とエイサクさんが言い、大船長がタモを持って来た。		マスらしい切れのある動きをするがすぐ上がってきた。サイズダウン（泣）。45cm１キロちょっとのクラスだった。「何でかな〜」とちょっと納得がいかない。それでも「時合かな〜」とすぐにジグ投入・・・、しかしそれっきり。 　今年「冬のジギングＭＶＰ」と言われるエイサクさんも今日は全然不調。朝一の時化で船酔いになったそうだ。「TOORUさん、マスの釣り方教えて〜」というが、こっちが教えて貰いたい位だ（笑）。そんなエイサクさんにも本日初ヒット。「中層！マスだ！」と言う。 　しかし浮いてきたのは丸っこい魚だった。良型のクロソイだった。急激に寄せたためか浮き袋が思いっきり膨らんでいた。この後風はいよいよ西風に変わり、強く吹き始めた。あっという間に回りは白波だらけになってしまった。 　そんな中で東さんが２本目の良型クロソイをゲットする。なんか調子が上がってきそうな感じだが、西風もドンドン強くなる。若船長がキャビンから顔を出し、「12ｍ位まで上がったら終わり・・・」と言う。さっきまで操業していた漁船も殆ど居なくなってしまった。 　その後は立っているだけでも辛くなり、本日終了を告げられる。帰りは思いっきり波を被りそうだったので、トイレの裏にポジションをとった。市川さんも安全地帯を求めてやって来た。「どうだった？」と聞くと「１回あたっただけ・・・」とのこと。時計を見るとまだ午前10時。「これからなのに〜」と思うおいらだった。

	本日のタックル　その１
	ロッド：シマノ　ブルーローズS602R
	リール：シマノ ツインパワー5000HG
	ライン：よつあみ JIGMAN２号300ｍ
	リーダー：よつあみ　DMVリーダー 30lb ３ヒロ
	ルアー：タックルハウス　P-BOY CUSTOM 85g 他
	本日のタックル　その２
	ロッド：ムナディ工房　マスピンチ
	リール：ダイワ　SL20SH ＋ オシアジガーハンドル
	ライン：よつあみ JIGMAN２号300ｍ
	リーダー：よつあみ　DMVリーダー 30lb ３ヒロ
	ルアー：ハオリジグ・ピンク×アルミ 70ｇ　他