2006年６月　源氏ヶ浦カレイ 編

翌日の出港確認の電話をすると・・・、「100%大丈夫です」と船長は言った。「今日の結果はどうでしたか？」と聞くと「お客さんが５人しかいなかったので、私もずっと釣っていて138枚釣りました」と船長。「138枚！」驚くおいら(○_○)。 　すぐさまメンバーに「出港ＯＫ、本日船長138枚」のメールを打った。すると、メンバーの中野某さんから「エサが足り無くないですか？？？」と返事。文面からみると盛り上がっている感じ・・・。中野某さんが事前に盛り上がるときは、急転直下盛り下がるおそれが大きいのだ・・・。 　エサは6000円分のところ8000円分に増量。期待を胸に当日を迎えたのだった。午前４時半、港にメンバー集合。やはり「138枚」が話題の中心だった。みんな「どこに配ろうか・・・」とか「思いっきり干物作るぞ〜」とか言っている。盛り上がりすぎる状況に不安は大きくなるばかりであった。 　船長がやってきてすぐに出港する。横浜町から北方向に船を進め15分ほどでポイント到着。シーアンカーが馴染むのを待って釣り開始する。エサを付けて投入しようとするおいらに「今日はTOORUさんの隣で竿をださせて貰うかな・・・」と船長が言った。おいらと並んで釣り開始。 　「なんか近くのカレイ全部が船長に釣られそう・・・」と思うおいら。しかし最初のヒットはおいらだった。小さめのマガレイゲット。このときとばかりに「船長には負けないぞ〜」と吠える。しかしすぐに船長ゲット。負けずにおいらもゲット。船長パタパタとゲット。おいらも根性でゲット。 　２流し目終了。ほとんど良い勝負だ。バケツに貯めたカレイを数えながらクーラーに移動する。大型は無いが14枚あった。ポイント移動するとペースがさっきより落ちてきた。じりじりと船長との差が開いていく・・・。ついに潮が止まりおいらも止まる。 　おいらは沈黙だが船長は快調なペースで釣り続ける。しょうがないのでバケツのカレイをクーラーに移す。今回は13枚だった。一息ついて飯を食い、ビールを飲む。天気は快晴で気持ちがよい。なんとなく青森にも夏の始まりがやってきた感じだ。 　一方、事前に盛り上がっていた中野某は苦戦していた。いつもはスピニングでのチョイ投げで枚数を稼ぐのだが、今回はイマイチ不発。掛かっても石ガレイが多かった。工藤さんも同様・・・。「よし、掛かった。久々だ〜」というため息混じりの言葉の後には沈黙が・・・。 　「石ちゃん？」とおいらが聞くと「く〜（泣）」と返事。この頃になるとカレイのあたり方が激渋になってきた。さんざん小突いて「コツン」とあたるだけ。即フッキングしてもティップをあげて誘ってみても、送り込んで食わせようとしてみても針に乗らないのだ。 　そんな状況が続いていると、ついに睡眠の神様が降臨。40分ほど空白の時間が・・・。再び釣り開始するも変わらぬ状況に気持ちが切れる。結局３枚追加しただけで終了。合計のキープ数30枚だった。他にはリリースしたチビカレイと石ちゃんがあるから35〜36枚というところか・・・。 　船長とは４週間後のマダイ釣りでの再会を約束して、本日終了とした。

	本日のタックル
	ロッド：ダイワ HXカレイかかり160
	リール：ダイワ TD1Hi
	ライン：サンライン DEEPONE２号200ｍ
	仕掛け：３本針小突き仕掛け
	餌：アオイソメ