2007年７月　すちゃらか近征　初夏マダイ 編

春のすちゃらかホッケ近征とともに初夏のマダイ＋カレイ近征もすっかり年中行事として定着した感じだ。金曜夜に青森空港到着。そのままホテルにチェックイン。数時間の睡眠の後、午前２時半ホテル出発・・・（眠）。出港場所である源氏ヶ浦港には午前４時過ぎに到着。 　タックルの準備をしているとメンバーも全員集合。続いて中山船長も到着し、パタパタと乗り込んで出港する。20分ほど走ってポイント到着。ホタテの養殖施設のウキに船を固定する。船長から「いいよ〜」と声が掛かり釣りの開始だ・・・。 　海面を見ると潮は動いている様子だ・・・。例年だしているカレイの竿には見向きもせずに、マダイの竿を掴むおいら・・・。エサのイソメを房掛けにしてキャスティング・・・。すぐさまベールを返しカーブフォールに集中する・・・。すると綺麗にエサだけ取られてブラーが帰ってきた。 　「それは鯛が食ったんだよ・・・」と中山船長。「鯛はそうやって綺麗にエサを取るんだよ・・・。フグだと針の部分のエサが残る・・・」と続けた。「え〜？そうなのか〜？」と思いながら再びキャスティング・・・。フォールに集中力を上げていると「ヒット！」と中野さんの声。		振り向くと中野さんのロッドが曲がっている。「中野さんタイ？？？」と聞くと、「タイだタイ！」と中山船長が叫んだ。「タイの割には、あんまり引かないね〜」とおいらが言った途端、いかにもタイのような真下への締め込みを見せる・・・。「あ、やはりタイだ」と思うおいらだった。 　既に中山船長がタモを手に持ちスタンバイ・・・。うっすらとピンク色の魚体が見えてきた。サイズ的には50センチくらい。綺麗な魚体だ・・・。「中野さん一投目じゃないの？」と聞くと、「いえニ投目です・・・」と答える中野さんだった。 　「ということは、おいらのにもタイが当たっていたのか〜」とちょっと悔しいおいらだった。すると「コツコツ、コツコツ」とバイトがある。「ん？」思って「バシッ」とあわせるがすっぽ抜け・・・。中山船長に「なんか当たりますが・・・」と聞くと、「25センチ位のサバが回っている」と船長。 　サバの群れは船に付いた感じで、全員に当たっているようだ・・・。「あ〜」だとか「う〜」とか言うため息が聞こえる・・・。「サバが去ってくれないと釣りにならないな〜」と思っていると「Hit」とムナディさんの声。いきなりロッドが締め込まれている。みるからにマダイの雰囲気。
中山船長が再びタモを構える。浮いてきたのは正真正銘のマダイだったが、中野さんのに比べると婚姻色が出ていて、ちょっとだけ黒ずんでいた・・・。船長が無事すくい上げ、その後記念撮影・・・。おいらも気合いが入りさらに集中力を上げる・・・が、当たるのはサバばかりだ（泣）。 　すると今度は「ひっと」と中山船長の声。「タイだ。タイ！」と言いながらロッドを操作する。仕方ないので（笑）、おいらがタモ入れをする・・・。何事もなく掬う・・・。とりあえず「みうら家のお土産」が出来て一安心だった。 　するとおいらに、今までのサバとは違う重量感のあるバイトが来た・・・。「ぐ〜」と持っていったところで渾身のフッキング・・・。するとおいらのロッドが弧を描いた＼(^_^)／。「お〜っし、タイだ〜」と思ったところで、「ポン」と外れた・・・・（泣）。		「あ゛〜〜〜」おいらの叫び声が源氏ヶ浦に響き渡った・・・。つくづくタイには縁がないらしい(^^ゞ。「くそ〜、飲んでやる〜」おいらのビールの消費が増えたのは言うまでもない。気分的には本日終了だ（爆）。続いてムナディさんも同様のバラシ・・・。 　「サバの当たりの中にタイも混ざっているね・・・」とムナディさんが語った。この当たりを最後にタイは姿を消した。潮も緩くなってしまったのだ・・・。その代わり出てきたのがフグだった。例年釣っているあのフグが爆釣状態になってしまった。終わってみれば40本以上の大爆釣だった。 　午後船があるので11時半に沖上がりとした。その後は昼飯〜昼宴会〜昼寝という黄金のパターンを過ごすのだった。そして夜宴会。合流した山本さんの案内で初めてのお店へ・・・。ホテルに戻り部屋にはいると倒れるようにベッドに入ったのであった・・・。

	本日のタックル
	ロッド：がまかつ　桜乱S86M-F
	リール：ダイワ トーナメントZ3000iT
	ライン：よつあみ　PE１号
	リーダー：フロロ３号２ヒロ
	仕掛け：ブラー10ｇ蛍光イエロー＋チヌ針
	餌：アオイソメ