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| 昨日からの風は明け方には止まった。しかし雨は強く降ったり弱まったりしながら降り続いている。窓から見る景色は霧だらけだ。「最初から雨が降っていると気持ちが滅入るなぁ〜〜〜」と思っていると、船長が起き出しコーヒーを入れてくれた。 なんとなくまったりとしていると、おいらの携帯のベルが鳴った。今日同船メンバーの下北チームだった。近くのコンビニに到着したというので、朝食買いがてら迎えに行く。コンビニで弁当やカップラーメンの買って戻る。なんとなく雨が小降りになったような・ |
「船長、雨がやんだんじゃ？」と朝食を食べながら話す。すると「ちょっと海を見てくる・・・」と偵察に行く船長。おいら達は何となくテレビを見ながら出かける準備を始める。船長が帰ってきた。「波もないようだから行きましょう〜」と言う。 「よっし！」と立ち上がる。再びコンビニへより昼飯・飲み物を購入。いつもの船着き場に行き船に乗り込む。すぐに出港する。権現崎周辺の様子を見るが昨日同様、魚の気配は無い。今日は竜飛方面へと船を進める。風は西の風７ｍで快適だ。 | |
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| すぐに鳥発見。進行方向をあわせて進んでいくとナブラがあった。アクセル全開でナブラに向かう。ナブラの雰囲気はワラサメインっぽい感じだが全員臨戦態勢。射程距離に入り、キャスティング開始。すぐに松田さんにヒット。ロッドはさほど曲がらずワラサっぽい感じ。 しかし松田さんは大声を上げてのファイトで船中を盛り上げる。そしてトモまで移動してきてリーダーを持って引っこ抜く。結構なサイズなのだが、マグロタックルには物足りない。すぐにミヨシに戻ってキャスティングを続ける。 |
続いて東さんにヒット。こちらもワラサのようだが静かなファイトでイマイチ盛り上がりがない（笑）。タックルも柔らかいロッドなので余裕がなかったか・・・（笑２）。ランディング後いかにもマグロ全開という感じのナブラが出た。 するとアクセル全開でナブラに向かう。緊張感に包まれる船内。船を寄せてもナブラは続いたまんま・・・。戦艦の大砲のように一斉にキャスティング、キャスティング、キャスティング・・・。しかしマグロのヒット無し。ノーバイトでノーヒット（×_×）。 |
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| 「ベイトはかなり小さいみたいだな〜」と話しながら、水面を見ると徐々に波が出始めている。こうなると天気予報が悪いのが何となく気になってくる。キャビン上でキャスティングしていた山本さんが下に降りてきて、ゴソゴソとルアー交換をしている。 見ると貝田ルアーのトランペットに交換していた。サイズは11〜12センチ。「よくこのサイズを持っていたな〜」というと「へへへ・・・」と笑っていた。そしてマグロのナブラがでた。今度は姿が抜き出るジャンプだらけのナブラだ。いかにも食いそうな・・・。 |
おいらはマグロのサイズも大きくないので、BC-γ45がついたPE４号のライトロッドを握りしめる。船を寄せキャスティング開始。緊張のせいなのかナブラまでルアーが届かない（×_×）。急いで回収して打ち直す・・・。その間マグロは出っぱなし。 「いいところに入ったぞ〜」と思いながらBC-γ45をアクションさせる。 「来るぞ、来るぞ・・・」と緊張していると 「ひっど〜」山本さんの声がキャビンの上から聞こえてきた。 |
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| 「げげ・・・」と思うおいらにはノーバイト。ラインがオマツリしないように一度回収するおいら。その間に素早くキャビンから降りる山本さん。ポジションを確保してファイト開始だ。「まだ投げていていいよ〜」という船長の声でキャスティング・・・。 しかしどんどんナブラが消えていく海面。結局山本さんだけがヒットさせたことに・・・。マグロはすぐに船縁まで寄ってきた。そして水面付近に浮上。マグロのサイズは15〜20キロって感じだ。マグロは船に驚いて活性を取り戻すが、船長のギャフが打ち込まれた。マグロの血が流れ出す。船長はそのままギャフでぶら下げて血抜きをする。 「やった〜〜〜」山本さんは拳を突き上げガッツポーズをを何回もとる。おいらと松田さんは写真撮りまくり。そして血が抜けたマグロのエラと内蔵を処理してクーラーへ・・・。４年ぶりのマグロに山本さんの顔から笑顔が消えることは無かった。 |
それからは風が徐々に強まってきた。ナブラからはマグロの姿が薄くなり、ワラサメインのナブラが大半を占めるようになった。「あの２回のナブラでマグロ釣っておかなきゃね〜〜〜」と反省の声しきり・・・。風速が20ｍを超えたので一時港に避難する。 港にあがり昼飯を食う。数時間待機するも風は落ちることなくそのまま終了とした。まだ午後４時なので竜飛崎までドライブに行くことに・・・。30〜40分かけて竜飛崎到着。「津軽海峡冬景色」の歌碑や階段国道。竜飛崎灯台なのを回る。 駒井さんが売店で焼きイカを買う。それぞれ１パイずつ食っていた。さすが大食いブラザース（笑）。風はこの時間でもでも吹きまくり、「龍が飛ぶような風の吹く崎」という意味を実感するのだった。船長別宅に帰りＢＢＱ。その夜は翌年の予定を決めてしまうおいら達だった（爆）。 |
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本日のタックル・その１ |
| ロッド：カーペンター 大間黒鮪92 | |
| リール：シマノ NEWステラSW 18000HＧ | |
| ライン：よつあみ ガリスウルトラキャストマンX8 ６号300ｍ | |
| リーダー：よつあみＤＭＶリーダー130lb・２ヒロ | |
| ルアー：カーペンター BC-γ90 | |
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本日のタックル・その２ |
| ロッド：カーペンター 大間黒鮪92 | |
| リール：シマノ ステラSW2000PG | |
| ライン：よつあみ ガリスウルトラキャストマンX8 ５号600ｍ | |
| リーダー：よつあみＤＭＶリーダー130lb・２ヒロ | |
| ルアー：メロン屋工房 UW160 | |
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本日のタックル・その３ |
| ロッド：ザウルス キャスティングツナ90 | |
| リール：シマノ ステラ16000ＰＧ | |
| ハンドル：MC WORKS BBパワーハンドル | |
| ライン：よつあみ JIGMAN×８・４号300ｍ | |
| リーダー：よつあみＤＭＶリーダー80lb・３ヒロ | |
| ルアー：カーペンター ライブリーサーディン130プロト |
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