８月４日　小泊マグロ合宿　その３日目・・・ 編


　合宿３日目。今日ものんびりとした朝を迎えた。コーヒーとトースト、カップラーメン（爆）で、朝食とする。風もなく天気も良い。そうしていると今日のメンバーである西さんの自動車が台所の窓から見えた。手を振ってあがってくるように合図する。
　デッキハンドの兄ちゃんも合流し、そろそろ出発とする。港に行き弘前のイチローさんと合流する。パタパタとタックルを積み込んで出港する。船長の話ではこの２日間いけなかった竜飛方面へ行こうと言うことになった。		 　竜飛に向かっている途中、昨日まであんなにいた鳥やたくさん出ていたナブラを一つも見ないまま竜飛崎に到着してしまった。何となくイヤな予感満々である（×_×）。風も穏やかで「凪倒れ」という言葉も脳裏に浮かぶおいらだった。
　船は帯島沖に出たところでストップ。状況を伺っていると「せんちょう〜、投げていい〜？」と松田さん。「う〜、投げるか〜？ちょっと待って船動かすから〜」と船長。船を動かして潮が流れるポイントに移動させ停止。今日もキャスティング開始。
　
　船はビョーブ岩の真ん前で竜飛でももっとも潮が速い場所なのだが、船はその場所から全然動かない。チェイスはカモメだけだ（×_×）。そしてとうとう松田さんのルアーにカモメヒット。綺麗にクチバシに掛かっていた。
　デッキの兄ちゃんがゴム手を付けてカモメを確保。ハナコが興奮してカモメに絡んでいく。そのハナコに針が掛かるとイケナイのでハナコを松田さんが確保。無事解放。今晩あたり「カモメの恩返し」があるかもしれないと思ったのはナイショだ（大嘘）。		 　ふと隣の漁船を見ると回転灯が回っていた。「ん？ファイト中か〜？」と思っていると船長は船を少しずつ寄せていく。鮪は時より水面でバシャバシャやっていたので、もう終盤のようだ。そして銛が入り手鈎をかける。ウインチの鈎もかけ持ち上げる。
　遠目だけれど40〜50キロクラスって感じだ。「うちらもアレぐらいのを釣りたいね・・・」と話すのだった。しかし、そんな思いをよそに、駒井さんのBC-γにカモメがヒット（笑）。再び興奮するハナコを押さえ込み、デッキの兄ちゃんゴム手をつけて確保、そして解放。
　
　昨日までは天気が悪かったけど魚がいた。今日は快晴ベタナギだが魚はいない。「こんなもんなのか〜」と心の中でつぶやくおいら。昼飯を食って仕切り直しと思っていると、潮が流れ始めた。「お、チャンスが来るかも・・・」と思いつつパトロール開始。
　今日は最終日なので午後３時には港に戻ることにしているので、時間との戦いもあるのだ。すると「いたいた」という船長の声。当然のアクセル全開。潮が逆に流れているような一帯でナブラが出ている。固まらないでチラホラという感じだが・・・。
　船を寄せると今までのストレスを吹き飛ばすように一斉にキャスティング。そかしかすりもせずにノーヒット（×_×）。すぐにナブラ発生。しかしノーヒット。時計を見ると午後２時20分。残り10分と言うところか・・・。		 　しかしナブラ出ず（×_×）。「そろそろ戻るか〜〜〜」という船長の声が聞こえて、終了となった。刺さるような夏の太陽の日差しが恨めしくなるような感じがした。ま、釣りとはこんなもんで思い通りにいかないものなのだ。。。
　港に戻ってからは、シャワーを浴びてパッキング。移動の途中でタックルを発送。駅前市場に行き、ホタテ購入発送（笑）。駒井さんは19時過ぎの夜行寝台で帰るので、それまで駅前の居酒屋へ・・・。ホヤやコマイの生干しなどを注文し残念会。
　駒井さんを見送り、おいらと松田さんは西さんの手配してくれた席でねぶたをみる。松田さんはねぶたの写真を撮りまくる。そして最後はもう一度居酒屋へ。ホッケ生干しやツブ刺を食い、酒は田酒に東北泉・・・。
　合宿終了です。




本日のタックル・その１
ロッド：カーペンター　大間黒鮪92
リール：シマノ　NEWステラSW 18000HＧ
ライン：よつあみ ガリスウルトラキャストマンX8 ６号300ｍ
リーダー：よつあみＤＭＶリーダー130lb・２ヒロ
ルアー：カーペンター BC-γ90
　
本日のタックル・その２
ロッド：カーペンター　大間黒鮪92
リール：シマノ ステラSW2000PG
ライン：よつあみ ガリスウルトラキャストマンX8 ５号600ｍ
リーダー：よつあみＤＭＶリーダー130lb・２ヒロ
ルアー：メロン屋工房　UW160
　
本日のタックル・その３
ロッド：ザウルス　キャスティングツナ90
リール：シマノ　ステラ16000ＰＧ
ハンドル：MC WORKS BBパワーハンドル
ライン：よつあみ JIGMAN×８・４号300ｍ
リーダー：よつあみＤＭＶリーダー80lb・３ヒロ
ルアー：カーペンター　ライブリーサーディン130プロト